シャフトの硬さ(フレックス)
一見同じように見えるシャフトもそれぞれ特性は異なる |
ボールを打つためのクラブヘッドとプレーヤーが握るグリップを繋ぐ棒状の部分がシャフト。そのシャフトの硬さ(しなり具合)を示す目安がフレックスです。標準的な男性用の硬さをフレックス「R」、やや硬めのシャフトをフレックス「S」と表記します。女性用のフレックスは「L」と表記されます。男性モデルに比べ、軟らかいのが特徴です。
力のあるゴルファーやスイングの速いゴルファーには、硬めのシャフトがマッチします。初心者は「R」で十分ですが、スポーツ経験豊富で体力的に優れた方はスタートから「S」を使用することをオススメします。
フレックス表記の落とし穴
同じ「S」でも硬さの違うものがあるんです! |
フルセットを購入すれば問題ないのですが、ウッド、アイアンと買い揃える場合は、シャフトの硬さを揃えるため、同じブランドの同じブランドのものを選択したほうが無難です。別のブランドで揃えたいときは、それらがミスマッチではないか、ショップの店員さんに必ずアドバイスをもらいましょう。
上手なドライバーの選び方は?
ヘッドの大きなドライバーは、ミスをカバーしてくれるため、初心者には最適といえる。 |
クラブには全て、ロフト角と呼ばれるボールをヒットするフェース面の傾斜角度があります。一般的な男性では、打球の上がりやすいロフト10度以上を選択しましょう。シャフトの長さは、長過ぎるとビギナーには扱いにくくなる傾向があるので、45インチ以下のものを選びましょう。
これらの数値は、ほとんどの場合クラブに記載されています。
キャビティアイアンとは?
キャビティアイアンの一例。スイートエリアが広く、打ちやすい |
キャビティタイプとは、アイアンのヘッド部の背面(ボールを打たない側)を凹状にデザインしたものです。ヘッドの周辺に重量が分散されるためスイートエリアが大きくなり、初心者にありがちな打ち損じのミスを軽減します。
アイアンのシャフト
アイアンセットのシャフトは、金属製のスチールシャフトとカーボン繊維で作られたカーボンシャフトの2種類があります。スチールシャフトのほうが、カーボンシャフトに比べてはるかに重い場合がほとんどです。重いクラブは初心者にとって扱いにくくなるので、体力に自信のある男性以外は、初心者はカーボンシャフトを選ぶほうが良いでしょう。