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日本ツアーシード権確定 天国と地獄

来季の日本ツアーシード権が確定した。復活組、シード落ち組に意外なビックネームが名を連ねる。今週宮崎で行われる最終QTの結果を見守りたい。

執筆者:人見 和彦

先日の日本シリーズ終了で日本男子ツアーも終了した。注目していたシード権争は10名が初シードをGET。7名が復活シードを確定した。ビッグネームでのシード落ちも目立った。賞金シードの詳細は以下の通りです。

<ビッグネーム落ち>
  81位 高見和宏
  82位 白浜育男
  84位 尾崎健夫(他資格でシードあり)
  86位 奥田靖巳(他資格でシードあり)
  90位 湯原信光(他資格でシードあり)
  95位 今野康晴(他資格でシードあり)
  98位 合田 洋(他資格でシードあり)
103位 佐々木久行(他資格でシードあり)
111位 川岸良兼
120位 河井博大

賞金シードこそ逃したが、他のカテゴリで来季も出場できるプロばかりだ。
ランク111位の川岸良兼プロは11年も守ってきたシード権を手放してしまった。ミズノの契約プロでも看板的存在のシード落ちはメーカーとしても辛いだろう。
他資格でシードがないプロは最終予選会に出場して上位に入らなければツアーから遠ざかってしまう(スポンサー推薦は別ですが)

その最終予選会が今週宮崎で4日間行われる。

復活・初シードで注目されるのは・・・
<復活>ではなんといっても中嶋常幸だろう。今季予選落ちなし!優勝争いに登場する数はバツグンに多く、最終戦でも良いフィニッシュをした。ランクは12位と大躍進である。
そしてワールドカップでも活躍したD・チャンド。カシオでもガルシアと最終組でプレー、優勝もして16位フィニシュだ。
61位でランクインしたのは昨年心臓の手術をした倉本昌弘。これは本当に素晴らしいカムバックである。

<初シード>ではランク30位の近藤智弘。アマチュア時代からのライバル?星野英正が惜しくもシードを逃したポジション、それを考えると大活躍といって良いと思う。本人は来季、米ツアーに挑戦するという事で楽しみである。
 

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