野菜はディテールを見せるように
たまねぎを被写体として。皮がついたままでそのディテールを見せてみました。後方のたまねぎはボケるように絞りを調節して撮影 |
梅をひと山盛って。たくさんあるものは組み方によって見え方が変わるところが、工夫するポイントです |
野菜も絶好の被写体です。一粒の種から育って実になっていることを改めて考えると、なんとも神々しい姿に見えてきませんか?そこまで大袈裟に考えなくても、形がきれいということでもいいので野菜のいいところ、好きなところをまず見つけてみましょう。
そして、その自分なりに見せたい野菜の姿をポイントにして撮影してみてください。
基本的な撮り方としては、野菜のディテールを見せるように撮ってみるといいでしょう。表面の筋や皮の状態、形などその野菜の持つ姿をありのまま撮影します。
ディテールを見せるときには、マクロモードを使うようにします。マクロモードについては、アップを撮れるマクロモードを使いこなせ!も参考にしてみてください。
また、絞りをコントロールしてピントの合わない部分をボカすテクニックを取り入れても効果的です。絞りを使ってのボケについては、露出なんて簡単カンタンで説明しています。
そのままの形で撮ってもいいですし、輪切りにして内部を撮影するのもおもしろいでしょう。いろんなパターンで撮ってみてください。
次のページでは、野菜をよりみずみずしく撮るテクニックをご紹介しましょう!