ビーズ/ネックレス・ペンダント・チョーカー作り方

ビー玉をオリジナルビーズに! アクセサリーの作り方

まるで宝石みたい……!?「ビー玉」に一工夫して、個性的なオリジナルビーズを作ります。素敵なアクセサリー、ペンダントトップのレシピもご紹介! また、使用する金具のデザインや色でもかなり印象が変わるので、お好みのイメージでアレンジしてみてくださいね。

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

ビー玉をビーズに!? アクセサリーの作り方

ビー玉ペンダント
上の写真の淡いブルーのビー玉は、縁日で売っていたラムネのビンから取り出したもの!
このキラキラとした宝石のようなペンダントトップ、実はおもちゃやインテリアとしておなじみの「ビー玉」なんです。今回はこの「ビー玉」に一工夫して、個性的なアクセサリーを作る方法をご紹介します。
※記事中に分からない用語が出てきたときはビーズ基本用語集
 

キッチンから生まれる!? オリジナルビーズレシピ

難易度:★☆☆☆☆
材料費:約50円 ※ガイド制作時
出来上がり寸法:縦30mm×横17mm

【材料】 ※( )内はレシピ中の表記
  • 好みの色のビー玉 直径約17mm……1個
    ※17mmは標準的な大きさ。お好みで違うサイズでもかまいません。
  • 淡水パール 約5mm 白……1個
  • Tピン 太さ0.6~0.7mm×長さ20mm 古美金……1本
  • 菊座 直径約10mm 古美金(菊座大)……1個
  • 菊座 直径約5~6mm 古美金(菊座小)……2個
  • メタルビーズ 直径約5mm 古美金……1個
  • 丸カン 太さ0.7mm×直径5mm 古美金……1個
    ※またはバチカンなどでもよい
  • チェーン 好みのデザイン・長さのもの……1組

【道具】
  • 空焚きできる鍋またはオーブン……1個
    ※厚手のフライパンや、中華鍋などが理想的。フッ素樹脂加工などがしてあるものは避けます。
  • ボウル……1個
  • 氷水……適宜
  • 透明マニキュア……適宜
  • ガラス用接着剤……適宜
    ※透明タイプ
ビーズレシピ1
【手順1】
好きな色のビー玉を用意します。このとき、中に気泡が入っているものは、後で割れやすくなるので注意して選んでください。

 
ビーズレシピ2
【手順2】
鍋にビー玉を入れて、強火にかけます。そのまま約5~10分間、鍋をゆすったり、箸で転がしながら、まんべんなくビー玉を熱します。途中であまり煙が出てくるようならば、少し火を弱めてもかまいません。オーブンの場合は、鉄板にビー玉を並べ、200度以上で10~20分ほど熱します。

 
ビーズレシピ3
【手順3】
ボウルに氷水を用意します。温度差によってきれいなヒビが入るので、氷はなるべくたっぷりと入れてください。

 
ビーズレシピ4
【手順4】
充分に熱したビー玉を、すぐに氷水の中に入れます。あまり高い位置から入れると衝撃で割れてしまうので、そっと入れてください。大きなスプーンやトングなどを使うと簡単です。

 
ビーズレシピ5
ビーズレシピ5
きれいなヒビ(クラックル)ができましたか?
【手順5】
ビー玉をキッチンペーパーなどに取り出して、水気を切り、常温に戻るまでそのまま置きます。一度でうまくいかないときは、もう一度熱してやり直してみましょう。ただし、そのぶん割れやすくなるので慎重に!

 

金具の組み合わせでデザインは自由自在!

ビーズレシピ6
下に輪ゴムなどを敷くと、ビー玉が転がりません
【手順6】
金具をつける前に、ビー玉の表面に透明マニキュアを塗っておきます。マニキュアはヒビの入ったビー玉が割れるのを防ぐ効果があるので、ぜひ丁寧に行ってください。片面に塗って乾いてからひっくり返し、もう片面を塗ると、痕がつかずに済みます。また、一度にたっぷり塗るよりも、薄く何度か重ね塗りしたほうが、仕上がりがきれいです。

 
ビーズレシピ7
Tピンの先を丸めるのは、ビー玉に付けてからでもOKです
【手順7】
Tピンに菊座大、メタルビーズ、菊座小、淡水パール、菊座小の順に通し、先端を丸めます。

 
ビーズレシピ8
接着剤は必ずガラス用のものを使用します
【手順8】
マニキュアを塗った後のビー玉に接着剤を付けます。

 
ビーズレシピ9
【手順9】
【手順8】のビー玉に、【手順7】の金具を付け、しっかりと乾かします。仕上げにもう一度、ビー玉の表面に透明マニキュアを塗っても良いでしょう。

 
ビーズレシピ10
【完成】
【手順7】の金具に丸カン(またはバチカン)をつけて、好みのチェーンに取り付けます。ちなみにガイドは淡水パールのネックレスと古美金のチェーンをねじり合わせたものを合わせてみました。

 
ビーズレシピ10
今回は無地のビー玉を使用しましたが、右図のような不透明の模様が入ったものを使うと、カジュアルな雰囲気にすることもできます。
また、使用する金具のデザインや色でもかなり印象が変わるので、お好みのイメージでアレンジしてみてくださいね。

 
身近な素材でも、使い方次第で面白いビーズアクセサリーの材料になります。ガイドも、身の回りの色々なものを「何かに使えないかな?」と考えながら眺めているんですよ。


※ヒビを入れたビー玉は、取り扱い方によっては割れてしまう可能性もあります。製作中・製作後の取り扱いには、充分にご注意下さい。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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