架空の王朝に遺された
奇想天外な"謎の物語"
宮廷の殺人事件を解決するため、皇帝直属の"探偵府"は秘められた"禁書"を読み解いていく。架空の歴史ロマンと不可能犯罪を融合させた会心作。 |
古の作家が遺した4つの物語――生死を司る"神の水"による怪死、城壁をすりぬける軍隊、孤島の連続殺人、消失した都市などの謎解きを読み終えた"探偵府"の利春は、文中の情報をもとにして殺人犯を推理していく。多重構造の本格ミステリー、架空の王朝を描くファンタジー、陰謀譚と活劇などの要素を併せ持つ、多面的な魅力を備えたエンタテインメントなのである。
【関連サイト】
・獅子宮敏彦(Wikipedia)…ウィキペディアの「獅子宮敏彦」の項目です。