【5月上旬】北村薫『街の灯』
国内も海外も、5月はかなり強力なラインナップ!※発売は予定ですので、変更になる場合がございます。 |
最初に収録されている「虚栄の市」は、サッカレー『虚栄の市』の書評として秀逸(読みたくなります)。表題作を読めばチャップリン「街の灯」のラストシーンを確かめずにはいられないはず。文春文庫より5/10に発売予定です。
<ほかの注目文庫>
・サラ・パレツキー『ビター・メモリー(上)(下)』(ハヤカワ文庫)5月上旬発売予定
・ブリジット・オベール『神のはらわた』(ハヤカワ文庫)5月上旬発売予定
・桜庭一樹『GOSICKs(2)ゴシツクエス・夏から遠ざかる列車』(富士見ミステリー文庫)5/10発売予定
・吉村達也『黒魔術の家』(角川ホラー文庫)5/10発売予定
・海月ルイ『プルミン』(文春文庫)5/10発売予定
・スティーヴ・オルテン『邪神覚醒(上)(下)』(文春文庫)5/10発売予定
【5月中旬】乙一『ZOO』
映画「ZOO」、「カザリとヨーコ」、「SEVEN ROOMS」、「陽だまりの詩」、「SO-far そ・ふぁー」を収録したDVD。 |
収録作品のうち「ZOO」、「カザリとヨーコ」、「SEVEN ROOMS」、「陽だまりの詩」、「SO-far そ・ふぁー」がまとめて映像化されてDVDにもなっています。
<ほかの注目文庫>
・エド・マクベイン『ラスト・ダンス』(ハヤカワ文庫)5月中旬発売予定
・折原一『模倣密室』(光文社文庫)5/11発売予定
・柄刀一『OZの迷宮』(光文社文庫)5/11発売予定
・ミステリー文学資料館『わが名はタフガイ ハードボイルド傑作選』(光文社文庫)5/11発売予定
・岡本綺堂『影を踏まれた女 新装版』(光文社文庫)5/11発売予定
・エリス・ピーターズ『修道士カドフェルの出現』(光文社文庫)5/11発売予定
・松本清張『発想の原点 松本清張対談集』(双葉文庫)5/11発売予定
・五條瑛『心洞』(双葉文庫)5/11発売予定
・香納諒一『炎の影』(ハルキ文庫)5/13発売予定
・東直己『熾火』(ハルキ文庫)5/13発売予定
・有栖川有栖『スイス時計の謎』(講談社文庫)5/16発売予定
・乾くるみ『匣の中』(講談社文庫)5/16発売予定
・今野敏『ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル』(講談社文庫)5/16発売予定
・京極夏彦『分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(上)(中)(下)』(講談社文庫)5/16発売予定
・清涼院流水『秘密室ボン』(講談社文庫)5/16発売予定
・貫井徳郎『被害者は誰?』(講談社文庫)5/16発売予定
・J・ハーヴェイ『血と肉を分けた者』(講談社文庫)5/16発売予定
【5月下旬】ジョナサン・キャロル『パニックの手』
中川悠京さんの装画に描かれているのは「パニックの手」に登場する母娘かな? 美しいです。 |
親友に紹介された魅力的な男性、やたら有能な掃除婦、“友(フレンド)”という名の犬、絵をほしがるお爺さん、妖艶で饒舌な母と吃音癖のある娘……。彼らは一体、何者なのか? ファンタジーといっても、わかりやすい魔法も、妖精も出てこない。現実に似ているけれど、不気味でユーモラスで美しくて。キャロルのさまざまな魅力が楽しめる短篇集です。
<ほかの注目文庫>
・ジム・トンプスン『ポップ1280』(扶桑社ミステリー)5月下旬発売予定
・エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』(創元推理文庫)5月下旬発売予定
・多島斗志之『不思議島』(創元推理文庫)5月下旬発売予定
・鮎川哲也『りら荘事件』(創元推理文庫)5月下旬発売予定
・ローレンス・ノーフォーク『ジョン・ランプリエールの辞書(上)(下)』(創元推理文庫)5月下旬発売予定
・ジェイニー・ボライソー『クリスマスに死体がふたつ』(創元推理文庫)5月下旬発売予定
・エレイン・ヴィエッツ『死ぬまでお買物』5月下旬発売予定
・ピーター・キング『グルメ探偵、特別料理を盗む』(ハヤカワ文庫)5月下旬発売予定
・今野敏『パラレル』(中公文庫)5/23発売予定
・宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー(上)(中)(下)』(角川文庫)5/25発売予定
・瀬名秀明『八月の博物館』(新潮文庫)5/30発売予定
・森見登美彦『太陽の塔』(新潮文庫)5/30発売予定
<関連サイト>
・関連リンク集太洋社文庫発売一覧……出版物卸売会社(取次)の太洋社のサイト。文庫の発売予定が日付順、出版社順、著者名順に見られて便利。情報ソースとして使わせていただいています。
・関連リンク集e-hon文庫新刊案内……出版社別に当月の文庫新刊を一覧でチェックすることができる。