絵本のように可愛い町並み、コヨアカンとサン・アンヘル地区
都心部から車で50分ほど、西南にあるのがコヨアカン(Coyoacán)地区。かつては芸術の町として知られ、画家フリーダ・カーロとディエゴ・リベラ夫妻や詩人オクタビオ・パス、フランスの詩人アンドレ・ブルトン、ソビエト連邦の革命家トロツキーほか多くの文化人、芸術家が住んでいました。そのせいか、今でも文化的な雰囲気が残る素敵な場所。約100年前は超高級住宅街でしたが、現在はその優雅な荘園形式の建物を活かした、文化センターや博物館、レストラン、カフェがたくさんあり、散策するのにぴったり! 中心のイダルゴ広場(Plaza Hidalgo)周辺では民芸品市場が開かれます。
コヨアカン地区と隣接する南部を代表する高級住宅街が、サン・アンヘル(San Ángel)地区。石畳の道沿いに、カラフルな洋館が立ち並ぶ景観は、まるで地方のコロニアル都市を訪れたかのよう! サン・ハシント広場(Plaza de San Jacinto)周辺で毎週土曜日に行われる民芸品、アートの市場、バザール・サバド(Bazar sabado)では、絵画や個性的なデザインの民芸品の数々に出会えます。