スペイン周遊旅行モデルコース!おすすめルートをご紹介

選択肢の多いスペイン旅行のルート(写真は南スペイン、コルドバのメスキータ)

選択肢の多いスペイン旅行のルート(写真は南スペイン、コルドバのメスキータ)

 
日本からの直行便が少ないスペイン。イベリア航空の成田ーマドリードが週3便のみあります。不便に感じられることも少なくありませんが、裏を返せば、スペインほど様々な旅行プランの選択肢がある国も多くないのでは?

スペイン国内周遊だけでも十分魅力的ですが、飛行機のトランジットを利用すればヨーロッパのもう1都市に滞在できるし、海を越えればエキゾチックなモロッコもすぐそこ。さらにバルセロナからは国際列車で2時間半もあれば、そこはもう南フランスです。さらにスペイン人がリゾートでよく行くキューバやドミニカ共和国などのカリブの旧植民地や、移民の多い中南米へのフライトも充実しています。

まず、スペイン国内の周遊プランから紹介していきますが、スペイン各地のエリア紹介はこちらの記事をご参考に!>>>スペインのエリアガイド

また、ツアーか個人旅行か迷ったら、スペインツアーのページもご覧ください。

おすすめのシーズンは、訪れる地方によって若干異なります。例えば南部は暑いので夏は避けたほうが賢明です。またスペイン北部は寒さが厳しいので、ぜひ夏に訪れたいところ。
 

おすすめ都市はマドリッドとバルセロナ!南スペインを楽しもう

一面の向日葵畑が車窓から見られるアンダルシア地方

一面の向日葵畑が車窓から見られるアンダルシア地方

とにかくスペインを堪能したい人におすすめのコース。まずマドリッドに入り、そこから南スペインアンダルシア地方のコルドバへ特急列車AVEで向かい、コルドバからバスでグラナダへ。グラナダからセビージャへもバスでアクセスし、セビージャからバルセロナへ飛行機で向かい、バルセロナから帰国というルートなら、時間のロスは最小限。マドリッドでレンタカーを借りて、南スペインを回るのも素敵ですね。初夏なら向日葵畑など車窓風景が最高です。日本から最低8日は必要なプランでしょう。おすすめの時期は、7、8月の真夏以外。バルセロナやマドリードは真夏も楽しめますが、アンダルシア地方の暑さが厳しいでしょう。

【参考サイト】
  • andalucia.com(アンダルシア地方の旅行会社のサイト。バス会社のリストと時刻表なども英語で読める)
 

バルセロナ・マドリッドから北スペインへ

洗練されたバスク地方の町サン・セバスティアンのコンチャ海岸

洗練されたバスク地方の町サン・セバスティアンのコンチャ海岸

タパスバルやスペインレストランの人気で、日本でも知名度が上がりつつある北部のバスク地方。ミシュラン星付きレストランも多い、スペインきっての美食地方です。とりわけサン・セバスティアンは、ビーチもあるロマンチックな町なので、是非足を運びたいもの。バル巡りひとつとっても、スペインで最も楽しい場所の1つ。他国から乗り継ぎ便は、マドリッドやバルセロナへ向かうものに比べると少ないので、せっかくならマドリッドかバルセロナを拠点に、飛行機で北部に移りましょう。最低6日あれば、駆け足の旅行ができるはず。このコースのおすすめは夏です。

【参考サイト】  

バルセロナからバレアス諸島(マジョルカ島、イビサ島など)へ

こんな自然な風景も絵になるイビサ島

こんな自然な風景も絵になるイビサ島

ピカソやミロなどの美術館、アントニオ・ガウディの建築物などのアートが満載で、ショッピングやサッカー観戦、フラメンコや闘牛などエンターテイメントも充実しているバルセロナ。これにもうちょっとお金と時間をプラスすれば、ヨーロッパのセレブ風のリゾートバカンスまで楽しめるんです。バルセロナの港からマジョルカ島行きの船の便はたくさんありますが、9時間近くかかります。船が苦手な人は、格安航空会社のフライトを利用しましょう。日本から6日もあれば楽しめるプランです。楽しみ方によっておすすめの時期は異なります。賑やかなバカンスを楽しみたいなら夏に、もう少し落ち着いた自然なども楽しみたいならシーズンオフ、もしくは6月や9月後半がおすすめです。

【参考サイト】
  • スパネール航空(元スペイン系の航空会社。現在はSASの傘下に入っている。)
  • ブエリング(欧州間格安フライト専門の航空会社)
  • aferry.com(オンラインフェリーチケットを扱う旅行会社のサイト)
 

バルセロナ・マドリッドからカナリア諸島(テネリフェ島、ランサローテ島など)へ

ラクダに乗って散策なんて、まるでスペインじゃないみたい

ラクダに乗って散策なんて、まるでスペインじゃないみたい

今も昔もスペイン人にとって最も身近で気楽なリゾート地と言えば、カナリア諸島。

イベリア半島の南西に浮かぶ、一年中トロピカルな南国です。なかでもバカンスを過ごすのに定番の人気の島と言えば、テネリフェ島とランサローテ島。ドイツ人など欧米人にも大人気の島です。テネリフェ島の青い空とどこまでも続く砂浜、やしの木……。冬の逃避行にもぴったり! そのほか、2月のカーニバルの盛り上がりでも有名です。ランサローテは美しいビーチはもちろん、火山やサボテンの庭園など自然と一体化できる島で、ラクダに乗る散策も名物です。アクセスは飛行機が最もポピュラー。移動の日は1日潰してしまうと考えて、日本から最低6日は欲しいプランです。常夏の島だけにおすすめは、冬。格安のチケットが見つかるかもしれません。

【参考サイト】  

バルセロナから地中海クルーズ

ちょっと贅沢でオリジナリティある旅行ならクルージング

ちょっと贅沢でオリジナリティある旅行ならクルージング

新婚旅行などで特に人気なのがクルーズ。最近はシングルの男女を集めてのパーティークルーズも流行りました。地中海都市バルセロナからイタリアのジェノバ、ナポリ、シチリア島、チュニジア、マジョルカ島を巡ってバルセロナに戻るツアーや、モロッコのカサブランカ、南スペインのマラガ、ローマ、ジェノバからバルセロナに戻るツアーなど、様々なタイプがあります。豪華客船で地中海の都市を回る旅、一生に一度はしてみたいものですね。約1週間くらいのツアーが多いので、日本・スペイン間の往復も含めて、10日くらいで予定を立てたいものです。

【参考サイト】  

バルセロナから南フランスへ

ラベンダー畑が印象的なプロヴァンス地方

ラベンダー畑が印象的なプロヴァンス地方

バルセロナからの旅行なら、実は同じ国内の南スペインより、南フランスの方が断然近くて快適です。バルセロナの国際駅サンツからスペイン最終駅ポルボウまでが約2時間半。サンツ駅で目的地までのチケットが購入できます。が、ただしサンツ駅では当日券しか購入できません。番号札を取り、番号が案内されたら窓口に向かうシステムなので、時間に余裕をもって行きましょう。

バルセロナからは、特急TALGOでモンペリエまで。その先はフランスの国鉄sncfに乗り換えることになります。そこで電車より時間のロスが少ないのがレンタカー。バルセロナからプロヴァンス地方のマルセイユまで約5時間です。日本から最低6日あればバルセロナと南フランスの一部が十分楽しめると思います。

【参考サイト】  

ヨーロッパ1都市とバルセロナかマドリッド

全ての道はローマから!同じラテン気質の国イタリア

全ての道はローマから!同じラテン気質の国イタリア

さて、ヨーロッパでもう1都市行けるとしたら、どこへ行きたいですか? どうせ、経由便で訪れるスペインのこと。それによって航空会社を選べばいいのです。よく利用される航空会社は、パリ乗り継ぎのエールフランス、ローマの乗り継ぎのアリタリア、フランクフルト乗り継ぎのルフトハンザ、アムステルダム経由のKLM、ロンドン経由のブリティッシュエアウェイ、ヘルシンキ乗り継ぎのフィンエアーなど。約1週間あれば2都市を十分楽しめるでしょう。

【参考サイト】  

スペインからモロッコへ

スペインとはまた違った味わいがある国、モロッコ

スペインとはまた違った味わいがある国、モロッコ

ヨーロッパ最南端まできたら、せっかくだしアフリカも目指したいという人は、モロッコを目指しましょう。ただ、スペインからは近い国なのですが、バルセロナからは遠いのが難点。

モロッコのタンジェ行きのフェリーが出ているアルへシラスという町は、できれば南スペインのアンダルシア地方の都市から目指したい。セビージャからなら電車で約3時間、タンジェまでは船で約2時間半です。アルへシラスとタンジェ間は日帰りでき、アルへシラスで申し込めるツアーもたくさんあるので、ポイントのみ抑えたい人にはおすすめ。バルセロナやマドリッドから入り、南スペインの数都市を経由してからモロッコへ行くなら、8~10日くらいは日程をとりたいものです。

【参考サイト】
アルへシラスからモロッコ行きのフェリーの情報が英語で見られる。
  • costasur.com(南スペイン、モロッコ専門の旅行会社)
 

スペインから南アメリカへ

スペイン人に人気のリゾート地キューバ

スペイン人に人気のリゾート地キューバ

キューバやドミニカ共和国、エクアドルやコロンビア、ペルーやアルゼンチンなど、中南米に旧植民地の国々があるスペイン。移民が多いことや同じスペイン語が通じるということで、バカンス先に選ぶ人も少なくないため、これらの国々へのフライトが充実しています。長期の休みがある人や大きなスタンスの旅行を考えている人には、スペイン以上に本場のラテンの国々へ行く絶好のチャンスです。必要な日程はどの国に行くかにもよりますが、2週間あれば2カ国を足早に満喫できるでしょう。

【参考サイト】  

関連記事

スペインの観光 おすすめスポット25選
スペインと日本の時差、サマータイム、時差ボケ対策
スペインのエリアガイド
スペインツアー
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。