映画/映画関連情報

ハッとしてグッとくる!名作お色気映画(2ページ目)

色香を放つ女優、マリリン・モンロー、ブリジット・バルドー、ジェーン・フォンダ、ナタリー・ドロン他主演の名作お色気映画をお届けします。

執筆者:中野 豊

フランス産SF劇画のキッチュな映画化
『バーバレラ』

バーバレラ
1967年/フランス=イタリア=アメリカ映画/ロジェ・ヴァディム監督作品『バーバレラ』
フランスのジャン=クロード・フォレストのベストセラー劇画の映画化。恐怖の破壊光線を持つ惑星に派遣されるバーバレラ(ジェーン・フォンダ)の運命やいかに?

セット美術やジェーン・フォンダのコスプレと、全編に溢れるエロティシズムが最大の見物で、バーバレラの拷問に使用されるセックス・マシンが最高!ロジェ・ヴァディム監督は女優の色気を表現するのにたけていますね。

年上の女性に恋をする10代男子
『個人教授』

個人教授
1968年/フランス映画/ミシェル・ボワロン監督作品『個人教授』
高校生男子オリヴィエ(ルノー・ベルレー)と年上の女性フレデリク(ナタリー・ドロン)の恋をテーマにした、胸がキュンとなるみずみずしい作品。

フレデリクの同棲相手はレーサーで留守がち。そんな寂しさも手伝って若者への関心を深めてゆきます。終盤、激情型でない分別をもった恋のフェイドアウトは現実的でありながら好感がもてます。

当時、アラン・ドロンの奥方として有名だったナタリー・ドロンの色気にガイドも撃沈!

ママが恋人にみえる14歳のゆれる気持ち
『好奇心』

好奇心
1971年/フランス=イタリア映画/ルイ・マル監督作品『好奇心』
チャーリー・パーカーの挿入ジャズが話題となった一篇。

14歳のブルジョワ家庭の男の子(ブルノア・フェルー)は産科医の父が嫌いで、母親が大好き。そんな心情はよくあると思うのだけれど、ついには美しい母に抱かれるというショッキングな近親相姦をみせるハッとしてグッとくる禁断の青春映画。母親役のレア・マッサリの色気にクラっときます。

40歳の農夫と33歳の美しい家政婦の物語
『太陽の誘い』

太陽の誘い
1998年/スウェーデン映画/コリン・ナトリー監督作品『太陽の誘い』
1956年夏、スウェーデンの白夜の季節。40を迎えたひとり者の農夫オロフ(ロルフ・ラスゴード)は家政婦を雇うことにします。そして応募に現れたのは都会的でどこか訳あり風の美女エレン(ヘレーナ・ベリストレム)でした。洗練された大人の色香ただようエレンを愛するようになるオロフは、自分に自信が持てない童貞で文盲の野暮ったい男でした。

しかし、美しい自然の官能の中、二人は惹かれあうようになります。その愛は真実でしょうか? 愛することの素晴らしさを知る狂おしくも切ないラヴストーリーです。



今回の作品群は女性のお色気をテーマにしていますが、過激なエロスが売りの作品は除きました。機会がありましたら、日本のピンク映画や、ラブシーンの凄まじさに仰け反りそうな名作映画をお届けしたいと思います。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で洋画・邦画の DVD を見るAmazon で洋画・邦画の DVD を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます