1955年~1959年
全米興行年間No.1作品と10内名作映画を振り返る
1656年の全米No.1ヒット作『野郎どもと女たち』 |
1956年:No.1ヒットは、マーロン・ブランド主演の暗黒街ミュージカル映画『野郎どもと女たち』で、2位にユル・ブリンナー、デボラ・カー主演の『王様と私』、4位には、グレース・ケリー、ビング・クロスビー、フランク・シナトラと豪華なキャスティングの『上流社会』と、この年はミュージカル映画が上位を独占しました。
1957年:75歳のセシル・B・デミル監督の聖書スペクタクル巨編で、海が割れるシーンで御馴染みの『十戒』が他を寄せ付けない強さでNo.1ヒットを記録、3位にロック・ハドソン、エリザベス・テーラー主演、そしてジェームズ・ディーンの遺作となった『ジャイアンツ』が入りました。
1958年の全米No.1ヒット作『戦場にかける橋』 |
1959年:No.1ヒットは『メイム叔母さん』、2位に『ボクはむく犬』と共にリメイクもされたファミリー映画です。以下3位にビリー・ワイルダー監督の『お熱いのがお好き』、4位にフレッド・ジンネマン監督の『尼僧物語』、8位にアルフレッド・ヒッチコック監督の『北北西に進路を取れ』、10位にハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』と名匠の名作映画がヒット作10内に入っています。そして9位は相変わらずの強さをみせるディズニーアニメーション『眠れる森の美女』でした。
【関連リンク】
『ミスター・ロバーツ』
『わんわん物語』
『王様と私』
『上流社会』
『ジャイアンツ』
『サヨナラ』
『お熱いのがお好き』
『尼僧物語』
『北北西に進路を取れ』
『リオ・ブラボー』
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