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ダコタ・ファニングとロバート・デ・ニーロの超怖作 ハイド・アンド・シーク 暗闇…(2ページ目)

4/23~公開の『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』は劇場により別エンディングが楽しめるというハリウッド・ホラー。ダコタ・ファニングとロバート・デ・ニーロが父と娘って設定からして…。

執筆者:南 樹里

▼南の試写コメ『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 』 [2005年2月16日 @披露試写会]

『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 』(2005)[HIDE and SEEK]天才子役といってパッと浮ぶのは、やはりダコタ・ファニングちゃんではないでしょうか。そして<ポスト>ダコタ・ファニングとして続々と天才子役が出てくるけれど、追い越されることなく、一作一作、着実に、かつ確実にその才能を見せてくれている。アップで映っているとそれだけで大人の女優と大差なくグイグイと観客をひきつけていくし、こちらの期待を裏切らない。そして全身が映った時の、その小柄さを目にし(分かっていながらも)驚いてしまうのである。何やら最近はスペイン語とフランス語を学んでいるらしいです、ダコタちゃん。ヨーロッパ(作品)をも目指すのでしょうか。

さて、今回も<あの>ロバート・デ・ニーロ氏と親子を演じている。なのでツーショットのシーンも多々あるのだが、ガッツリと<恐怖>の世界に引き込んでくれる。外見にも少し変化―メイクで目のしたにクマをつくり、髪の毛もダークブラウン(=かつらです)にして、これまでと違う表情も見せています。そして追い詰められたエミリーが『チャーリー、チャーリー、チャーリー・・・』と連呼する声がいまも頭に残っている。この<恐怖>は、見えているものだけがすべてじゃないこと。まさに<かくれんぼ>なのだ。

脚本家のアリ・シュロスバーグ氏の母親は作家、父親は詩人なのですって。セリフをリアルにするために深夜に一人芝居をしながら脚本を練ったそうです。不気味さが増したのはそのせいかもしれないですね。エンディングは明かすわけにはいかないけれど、どうやら劇場によって別ヴァージョンが用意されているそう。そちらも、どんな結末なのか気になるところ。


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