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砂漠のド真ん中、生き残りをかけた10人 フライト・オブ・フェニックス(2ページ目)

4/9~公開の『フライト・オブ・フェニックス』は、1965年の『飛べ!フェニックス』を報道カメラマンとしてボスニアの地を踏んだ俊英、ジョン・ムーアがリメイク。主演はデニス・クエイド。

執筆者:南 樹里

▼南の試写コメ『フライト・オブ・フェニックス』 [2005年3月3日 @20世紀フォックス試写室]

『フライト・オブ・フェニックス』(2004)[FLIGHT OF THE PHOENIX]デニス・クエイド氏のパニックもの。前作『デイ・アフター・トゥモロー』の来日会見で語られた「ドビー(バカ)が生き残る方法」を研究中なのでしょうか(なんて)。 前半10分でモンゴルの油井の閉鎖専門屋として登場。閉鎖して飛び立つが、ゴビ砂漠で砂嵐に巻き込まれ5%の確立で不時着する。 その過程がこわいの、なんのって。飛行機の墜落ってこうなるの? ついているべき物が、次々とはずれ、凶器に。椅子から2度ほど飛び上がってしまいました。

砂漠で生き残るのは、思いもかけないこと―自然だったり、ある存在だったり。極限状態になると思考も冷静でなくなり、仲間割れも…。協力しあわなくちゃ!と観ている側はハラハラ。最後まで目が離せません。

ケリー役が、ミランダ・オットーさんだとしばらく気づきませんでした。もともとほっそりしたイメージだけど、役柄のためにちょっぴり痩せたのかな?


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