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■必読『キル・ビルVol.2』LAインタビュー(6ページ目)

4月24日(土)公開直前、『キル・ビルVol.2』のLAインタビューが届きました。映画をご覧になる前に、しかとチェックして下さい。ジャパンプレミアでは、あの布袋さんが生演奏~♪コメントも頂きました。

執筆者:南 樹里

■『キル・ビルVol.2』■デヴィッド・キャラダイン への インタビュー■
キル・ビル Vol.2

Q.ユマ・サーマン(ザ・ブライド)と仕事をしてどうでしたか?デヴィッド・キャラダイン:彼女ほど仕事熱心な人は見たことがない。スクリーンの外でも、そして中でも全力で仕事をする。この映画は、今までにない程ハードな映画にも関わらずね。彼女は、真の探求者タイプだ。

Q.ダリル・ハンナ(エル・ドライバー)については?デヴィッド・キャラダイン:ダリル・ハンナが運動神経抜群だってことは、周知の事実だ。『ブレードランナー』(1982)で見たろ。あの頃は今ほどコンピューター処理なんかない。スタントマンでもない、実際の彼女が演ってるんだ。彼女にそういったら、「20年前の話よ」って言うけど、彼女の運動能力は今でも変わらない。

Q.本作の登場人物はみんなが戦士ですね?デヴィッド・キャラダイン:この映画の登場人物みんなが戦士だ。その上、この映画はラブ・ストーリーだ。このことを観客はあまり意識しないかもしれない。とても自然に起きていくことだからね。

Q.ビルという役柄はご自身に似ていますか?デヴィッド・キャラダイン:彼は僕にそっくりだよ。ただビルは人殺しが生業。しかもたくさん殺す。その点を除けば似てるね。

Q.クエンティン・タランティーノとはお仕事をされてどうでしたか?デヴィッド・キャラダイン:とにかくエネルギーがみなぎってる。そこらじゅう走り回ってるよ。それでいて、役者たちの扱いは、とてもデリケートだ。あれだけ多くの女性たちに囲まれているけど、彼女たちにもとてもデリケートで、念入りで、そしてスウィートだ。

Q.本作について思うことは?デヴィッド・キャラダイン:結局は、クエンティン・タランティーノ ワールドだ。でもスケールが違う。トレーラー・パークに住んでいる人たちの話ではないことは確かだ。そのような人たちも少しは登場するけど、それがメインじゃない。しかも中国風だったり、日本風だったり、古典的なウエスタン調だったり。ギャングやヒットマンが登場したり、恋する者もいたり…。ともあれ、これはすごい映画になるぞ。

Q.撮影中のエピソードを教えてください。2日ほど前に、撮影に入ったけれど、クエンティンが合図を出したり、場面について説明したりする。彼は私に「このシーンは、この作品の中で君の最高のシーンだ」と言った。そこで私は言ったんだ「僕のキャリアの中で、一番のシーンだ」ってね。


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