15. Poor Rich Ones: Drown
ここからは、ノーウェジアン・ギターポップを5つ連続で。人口が少ない割りに、すごい健闘をしているノルウェー人。日本盤もちゃんと出ていて、アルバム『Happy Happy Happy』(2001年)に収録の「Drown」は、エモーショナルでビートリッシュな胸キュン・ギターポップ。また、ボーナス・トラックとして、同郷のa-haの「Hunting High And Low」もカヴァー。
◆せつないノーウェジアン・ポップ
16. Lano Places: Isolation Street
アルバム『Everyone Likes To Be Lonely』(2002年)に収録のこの曲、エレクトロニックとアコースティックが絶妙にブレンドされたメランコリックな、これぞせつない系ノーウェジアンという曲。こんな曲が好きなオレって、ノルウェー人の血が流れているんじゃないかと思わせる。
17. Whopper: Listen Lennon
「Whopper」ってバーガー・キングのバーガーの名前でもありますよね。アメリカでこれをオーダーする時、なかなか発音が難しくて、通じなかった経験あり。これは、タイトル(「レノンを聴け」)そして曲調からして、もろビートリッシュなモダンポップとも言えるギターポップ。超メロディアス! ノルウェーのグラミー賞にあたるものにノミネートされた彼らのセカンド・アルバム『Takes & Mistakes』(2001年)から。海外向けには、『No Music Here』(2003年)がリリースされていますが、「Listen Lennon」は未収録。
18. Askil Holm: Trampoline
知らないうちに来日していた(2003年12月)、ノルウェーのソロ・シンガー、アスキル・ホルム。大阪心斎橋のお気に入りショップ、Syft RecordsのサブレーベルBoundless Recordsから日本盤『Seven Days In The Sun』(2003年)もリリース。これまた、ギターポップなんだけど、ビートリッシュな展開で、やっぱりノルウェー人ってビートルズ大好きって確信。
19. Kings Of Convenience: I Don't Know What I Can Save From You (Royksopp Remix)
今や、引く手あまたのノルウェーのシンガー、アーランド・オイエがヴォーカルを務めるKOCことKing Of Convenience。凄い美声というわけでないのですが、天性の和みヴォイス。KOC自体は、ホントに牧歌的なギターポップ・バンドですが、リミックス・アルバム『Versus』(2001年)では、彼らがロイクソップ、レディトロンなどのエレクトロ~エレクトロニカ系と融合することで、新しい魅力を作り出しています。
「こんなコンピが欲しい」シリーズ・・・
◆愛ゆえにLOVE SONGS
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