では、セクシーなタイトルとは歌詞に注目しましょう。小島乃江里の12インチ・シングル『COOL FAX』(1987年)。ブラックよりのエレクトロ。明らかにFAXは、ダブル・ミーニングで、まじめに聴いているとかなり赤面する歌詞です。彼女はまったく謎の人です。
soapという街によくいる3人組女子のアルバム『ふにゃちん天国』(1998年)です。収録曲にも同名の曲があって、そこからとったのでしょうが、ためらわなかったのでしょうか。『シャワータイム』『Loveってなによ』など、下半身ネタの同傾向の曲もあります。なぜか、みうらじゅんが帯にコメント書いている。将来、フェロモンレコードに認定されるのだろうか?
Cool As Iceのアルバム『正常位へのアンチ・テーゼ』(2000年)です。ジャケ写は、わざわざゴミと一緒に写したのでしょうか? ここに写っている5人以外にもメンバーが居たらしい。全体的に下半身ネタに執着する及川眠子(Wink仕事で有名)による歌詞で攻める歌謡ロック。『愛でトラウマ(アブノーマルバージョン)』って期待したんですけど、何がアブノーマルか不明でちょっとはずれ。n.u.t.sという別ユニットもある。
ややこしい表記の人です。「MÊ-」と書いて「めー♥」。エモロック(エモーショナルなロック?)と言うらしいですが、エロ度が高くなった椎名林檎的。サブカル大好き不思議ちゃんの系譜上にもいると思う。このシングル『桃の花びら』(2001年)のプロデュースは、EL-MALOの曾田茂一。
6曲入りミニアルバム『内申書』(2001年)です。アラーキーの写真集『唄女』にも出ているらしい。
第3弾、如何でしたでしょうか? まだ、ネタはございます。さらに続く。
【関連リンク】
◆『セクシー♥ジャケ展 1⇒22』
◆『セクシー♥ジャケ展 23⇒44』
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