DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

CubaseにSSWでレコポ的数値入力機能を!(2ページ目)

昔からの打ち込みユーザーにはおなじみのカモンミュージックのレコンポーザ。そのレコンポーザと同じ数値入力機能がCubaseにあったらいいと思いませんか?そんなことを実現する方法を紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

数値入力を引き継ぐSingerSongWriterがバージョンアップ

Cubase & SSW
6年半ぶりに登場したSinger Song Writer 9
今でも、レコンポーザの数値入力がいいといって、使い続けているプロは少なくありません。また、あえてWindows版ではなく、古いPC-9801のMS-DOS版を使うという人もいるくらいですが、機材的に見ても、そろそろそれも限界でしょう。

でも、その数値入力を引き継いでいるソフトがあるのをご存知でしょうか? そう大阪のソフトハウス、インターネットが開発するSinger Song Writerです。

4月末にSinger Song Writerは6年半の歳月を経て、ついに新バージョン、Singer Song Writer 9を登場させたところなのですが、ここには日本の古き伝統を受け継ぐ数値入力機能が搭載されているのです。

ステップエディタというのがそれで、まさに打ち込みという感じで軽快に入力していくことができるのです。


SSW 9がReWireのホスト/クライアントに対応

Cubase & SSW
見た目も大きく変身したSinger Song Writer 9はReWireにも対応
このSinger Song Writer 9、さすがに6年半を経過しただけに、さまざまな機能がアップデートされており、DAWとしての完成度を高めています。それだけに、オーディオ周りの機能強化が目立つのですが、その中で注目したい機能がひとつあります。それがReWire対応です。

ReWireに関する詳細はここでは割愛しますが、これによってほかのソフトとの有機的結合が可能になるのです。またReWireにはホストとクライアントという概念があり、通常DAWがホスト、ソフトシンセがクライアントとなるのですが、Singer Song Writer 9はなんと、その両方に対応しているのです。
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