VSTプラグインやReWireにも対応
VST Plugin Managerを利用することで、一般のVSTプラグイン、VSTインストゥルメントの利用も可能 |
MU.LABではもちろんそうしたニーズにも対応。VST Plugin Managerという機能があるので、インストールしてあるVSTプラグインのある場所を教えてあげるだけで、すぐに組み込んで、使うことができます。
もちろんエフェクトであるVSTプラグイン、ソフトシンセであるVSTインストゥルメントともに使うことができるので、自在に拡張して使うことができるはずです。
さらに、MU.LABはReWireにも対応しています。DAWなのでReWireのホストとして使うことができるため、たとえばReasonなどをMU.LABのソフトシンセとして利用することが可能になるのです。
機能無制限のシェアウェア版
このように、非常に自由度も高く、ソフトシンセやエフェクトも装備した強力なDAWではありますが、大きな制限があります。それは、トラック数が6つまでに限られていること。各トラックがモノラルとなっていることを考えると、かなり物足りなさを感じるのも事実です。もちろん、バウンスを駆使していけば、それなりのことはできるでしょうが、普通に使うとすぐにトラックの限界が来てしまいます。
また、ミックスダウン時の量子化ビット数が16bitとなっており、せっかく24bitでレコーディングしても、その性能をフルに発揮できないほか、前述のReWireもモノラルで1chのみの出力ということに限られています。
というのも、実はこのフリーウェアはMU.LAB Freeというものであり、その上にMU.LAB Unlimitedという、これらの制限がないソフトが存在しているのです。こちらはシェアウェアで、49EUR。1EUR=125円で計算すれば、6,125円。日本語でのサポートはありませんが、納得のいく価格ではないでしょうか?
まずはフリーウェア版で存分に試してみて、もし気に入って、さらに使い込みたいのであれば、シェアウェア版にアップグレードするとよさそうです。
【関連サイト】
MUTOOLS