Windwos、Macに対応したフリーウェアのDAW、MU.LAB

MU.LAB
Windows,Macのそれぞれで利用可能なフリーウェアのDAW、MU.LAB
CubaseやSONAR、Logic、ProToolsなどさまざまな市販のDAWがある中、フリーウェアのDAWというものもいくつか存在しています。その中でも人気の高いのがヨーロッパのMUTOOLSが開発したMU.LABというソフトです。

その昔、LUNAという名前で登場したものですが、2007年末の正式リリースに伴い、MU.LABと改名し、2010年2月現在、バージョンは2.7。Windows版とMac版が用意されているので、誰でもすぐに利用できるのは大きなポイントです。

普通DAWというと、非常に大規模なソフトになっており、インストールディスクもDVD-ROMというのが一般的ですが、このMU.LABは非常に軽いのが特徴。Windows版のZIPファイルのサイズはたった4.2MB、Mac版でも5.7MBですから、ほかのDAWとは比較にもならないコンパクトさ。たったそれだけではありますが、オーディオのレコーディング、MIDIのレコーディング、それぞれの編集、エフェクト処理、ソフトシンセサイザ、そしてミキシングとDAWとしての機能は一通り備えているのですから驚きです。

とくにインストーラは用意されていませんが、ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、そのフォルダにあるアイコンをダブルクリックすれば、すぐにソフトが起動します。WindowsであればASIOドライバ、MacならCoreAudioドライバが必須となりますが、それを設定すれば、すぐに利用することが可能となります。


ちょっと変わったトラックの概念

MU.LAB
画面下にあるラックをトラックの設定先=ターゲットとしておくことで、同じトラックにMIDIもオーディオも置けるようになっている
起動させると、デモ曲が読み込まれた形となり、上部にはトラックが、下部にはミキサーが表示される、いかにもDAWといった画面になります。

このデモ曲では、すべてのトラックにMIDIデータが入った状態になっていますが、普通のDAWとちょっと違うのが、このトラックの概念です。普通、DAWのトラックはオーディオトラックとMIDIトラックが別モノとして存在していますが、MU.LABでは共通となっているのです。

たとえば録音する場合オーディオを選べばオーディオを、MIDIを選べばMIDIを録音できるようになっているのです。また、非常に重要になるのは、各トラックの設定先です。画面下部にあるミキサーのようなものは、それぞれラックとなっており、このラックをトラックの設定先に割り当てると、ソフトシンセを鳴らしたり、エフェクトを通すことができるのです。