DTM・デジタルレコーディング/オーディオインターフェイス

MAD系プラグイン、Ohm Force(3ページ目)

フランスのプラグインソフトメーカー、Ohm Forceが開発するMAD系というか変態系のプラグインエフェクト&シンセサイザ。とあるキッカケで使ってみたのですが、やはりかなりすごいものでした。

藤本 健

藤本 健

DTM・デジタルレコーディング ガイド

DTM(デスクトップ・ミュージック)という言葉が生まれてから20年以上が経ちました。それ以前からずっとこの分野を追ってきましたが、技術の進歩に伴いPCでできる音楽制作の幅はどんどん広がってきています。その長い経験と技術知識を元に、DTM・デジタルレコーディングのノウハウや情報を分かりやすくお伝えしていきます。

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MAD系のシンセサイザ!?

Ohm Force
シンセサイザ音源であるSymptohmを起動してみると、何かすごい画面が
さあ、インストールできたので、SONARを起動し、SYMPTOHMを立ち上げてみたのです。

最初に驚いたのは、そのパネルデザイン。確かに先ほどよく分からないままに“funky skin”を選んだわけですが、かなりすごいデザインです。試しにキーボードで鳴らしてみると、結構激しいサウンドが出てきます。デザインがすごいだけに、何をどう操作していいやら、さっぱり分からないのですが、適当に動かしてみるとBROWSERにより音色プリセットが選択できるようになっています。


Ohm Force
フィルター部もとんでもないデザイン…。音もまさにこのデザインから連想される感じのMAD系
この画面に圧倒されてなのか、何だかすごい妙な音色がいろいろと登場してきます。また、FILTERSというこれまたすごい画面も用意されており、ここでフィルタリングもできるようになっています。このフィルターの効き具合もなかなか激しく、まさにMAD系といったところでしょうか?


Ohm Force
Classic skinでインストールしなおすと、結構すごい構造のシンセであることがはじめて見えてくる
さすがに、自分でも何をどう操作しているのか、よく分からなくなってきたので、再度インストーラを使って今度は“Classic skin”を選択してみると、ようやく全体像が分かってきました。結構、しっかりしたシンセサイザのようで2つのサンプリングオシレーターとサブオシレーター、ノイズ・ジェネレーターを組み合わせて音を作り出し、強力なフィルターを噛ませてあるという構成です。確かに、これだけ面白い音が作れるのであれば、変わった音好きの人なら十分買う価値がありそうです。
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