DTM・デジタルレコーディング/オーディオインターフェイス

MAD系プラグイン、Ohm Force

フランスのプラグインソフトメーカー、Ohm Forceが開発するMAD系というか変態系のプラグインエフェクト&シンセサイザ。とあるキッカケで使ってみたのですが、やはりかなりすごいものでした。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

手元に届いたフランスからのメール

Ohm Force
フランスのプラグインソフトメーカーの人から1通のメールが届いた
先日、1通の英語のメールが私のもとに届きました。スパムかなと思ったのですが、メールのタイトルには「news from Ohm Force plugins」とあり、「何だろう?」と思って開いてみたのです。読んでみると、フランスのOhm Force(オームフォース)という会社の人からの私個人宛のメール。まったく知らない会社、知らない人ではあったのですが、私がこの分野で原稿を書いているのを認識した上で、「ぜひ記事に取り上げてほしい」という旨の連絡だったのです。

こういう仕事をしているので、国内のメーカーや代理店などの方から、連絡をいただくことはときどきあるものの、海外から売り込みの連絡をもらったのははじめてでした。しかも立派なことに、メールの後半には最新のプレスリリースが日本語で書かれています。それを見て、「なるほど、しっかり日本語の分かるフランス人なのね」と思ったのですが、どうやら違うようです。そう、確かに日本語のように見えたのですが、その内容はかなりメチャメチャ。英語のプレスリリースを元にWebの自動翻訳機能で日本語化したものだったので、読んでも何が書いてあるのか、さっぱり分かりません(笑)。

Ohm Force
Ohm Forceのプレスリリースによると、プラグインのセット商品が値下げされたとのことだが……
彼からのメッセージによると、「日本語化したプレスリリースを送りますが、自動翻訳なので、よく分からなかったら、ぜひブログにある原文を読んでみてください」とのこと。妙な日本語を読むより英語を読んだほうが、まだ分かりやすそうに思えたので、原文を読んでみました。思い切り要約すると

Ohm Forceは2001年に設立したフランスのプラグインメーカーで、これまで高性能なオーディオエフェクトやシンセを開発してきた。その中の人気プラグインを集めた“ALL-ALL Bundle V2”の価格を従来の493ユーロから299ユーロに値下げする。ここにはディレイの“OHMBOYZ”、ディストーションの“PREDATOHM”、フリケンシーシフターの“HEMATOHM”、フェイザーの“MOBILOHM”、フィルターバンクの“QUAD FROHMAGE”、シンセサイザの“SYMPTOHM”、そしてディストーションの“OHMICIDE”が入っている。またライブ用の3本をセットにした“ALL LIVE”も297ユーロから199ユーロに値下げする。

といったことが書かれています。
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