カッコ表記で歌詞の表現力アップ
歌詞を半角カッコでくくることで、ボーカルの表現力をあげることができる |
たとえば、1つの音符に2文字が割り当てられている歌の場合、Vocaloidでは2つの音符に区切ってスラーでつなげる形で表現する必要があります。それに対し、AquesToneではうまく表現方法が用意されています。それが半角カッコ表記です。
図のようにカッコ表記をすると、ノートオフ時に歌わせることができます。たとえば一つの音符に「ウン」「メイ」と複数の音節が割り当てられている場合、キーを押したときに「ウ」を、離したときに「ン」を発声させることができるのです。半角カッコ内の音節数は複数指定可能ですので、「サ(ム)シ(ング)」のような英語っぽい発声も可能です。
レガートとスタッカートによる演奏法
レガートで演奏すると、歌詞が連続して発音される |
図のように、レガートで引いた場合は、一つ一つの音がつながっていきます。それに対し、スタッカートの場合は、キーを離した後音が減衰していき、次のキーが弾かれると、また次のキーが弾かれると大きな歌声が鳴るようになっているのです。
スタッカートで演奏すると、ノートオフ後、音が減衰する |
無料でダウンロードできるフリーウェアですから、まずは一度試してみてはいかがでしょうか?
【関連リンク】
AquesTone
藤本健のDigital Audio Laboratory
~第341回:アクエスト、フリーの歌うソフト「Aques Tune」
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