DTM・デジタルレコーディング/シンセサイザー活用ノウハウ

自由度高い、新感覚ソフトシンセ、Circle(4ページ目)

シンセはその音作り自体が非常に楽しいものです。今はソフトシンセが数多くありますが、FutureAudioWorkshopのCircleはこれまでになく自由度が高く使いやすい新感覚のシンセです。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

エフェクタ類も標準装備

FAW Circle
Circleにはエフェクトも標準で装備されている
そのほか、Circleにはフェーザー、リバーブ、エコー、コーラス……といったエフェクトも搭載されているので、これらを利用して、さらに幅広い音作りを実現することができます。

そして、これらエフェクトも、シンセの各モジュールとどのようにつないでいくかという設定が可能になっているので、普通のエフェクトの使い方とは一風変わった使い方もできるようになりそうです。

なお、このエフェクト画面も、確かに1画面の中に納まるようにはなっているものの、下のEffectsボタンを押すとと、Circleの画面の下部にオーバーレイされる形で表示されるため、ちょっと反則ワザ(!?)かもしれません…。


Win/Mac、AU/RTAS/VST、スタンドアロンにも対応

FAW Circle
CircleはWindowsでもMacでも、またスタンドアロンでもプラグインとしても動作する
実際に触ってみないと、なかなかその面白さが伝わりにくいかもしれませんが、Circleは使っていると、すぐに何時間も経ってしまうという、かなりハマル音源だと思います。また、その動作するプラットフォームもいろいろ。

Windowsマシンでも動かすことができるし、MacでもOKです。またスタンドアロンのアプリケーションとして単独起動することもできれば、プラグインとして利用することも可能。プラグインの規格としてもAU、RTAS、VSTといろいろあるので、自分の都合に合わせてどんな環境でも使える音源といっていいでしょう。

また、まずは自分で音作りをする前にプリセットを使いたいという人も大丈夫。ベースやパッドといった定番サウンドからエレクトロニカサウンドまで500種類以上のプリセットが用意されているので、単純にこれらを使ったり、これらを元にして自分の音へとアレンジしていくこともできるので、思う存分使ってみてはいかがでしょうか?


【関連サイト】
メディア・インテグレーション~Future Audio Workshop
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