複雑な組み合わせが楽しいシンセの音作り
シンセサイザの醍醐味はパラメータを動かしながらの音作り |
最初はフィルタのCutoffとResonanceをいじるところからはじめ、そのうちシンセの構造などを理解してくると、「このLFOをオシレータの周波数にかけると、いい感じのビブラート効果が出る」、「エンベロープをVCAではなく、フィルターのCutoffにかけることで、ディケイ時の音色変化が面白い」……と、複雑になればなるほど、楽しみも広がっていくものです。
ただ、シンセによって、その組み合わせに制限が多いことも事実です。また、いろいろと組み合わせられるものは、パラメータの数が膨大で、何をどういじっているのか、やっているうちに混乱してしまうことも多いのではないでしょうか?
とてもシンプルな画面のCircle
シンプルなデザインながら自由度が高くい強力なシンセサイザ、Future Audio WorkshopのCircle |
シンセフェスタ2008でお会いした、Circleの開発者であるFuture Audio WorkshopのGavin Burke氏 |
ところが、そこからは非常に図太いベースの音や、重厚感のあるブラスの音などが飛び出てきてちょっとビックリするほど。その秘密は、自由度というところに隠されているのです。