マンションの自宅スタジオでボーカルレコーディングまで実現
つぐみさんのボーカルのレコーディングはマンションの自宅スタジオで行なう |
ヒデオ:ボーカルもすべて、ここでレコーディングしています。
--とくにスタジオを借りるわけではないんですね?
ヒデオ:そうですね。もっと大編成の楽器を録音というのであれば別かもしれませんが、ボーカルだけなら、十分問題なくできますね。だから、この自宅スタジオとつぐみの自宅の2箇所ですべてを行っているんです。ここにあるPC、DAW、ソフトシンセ、オーディオインターフェイスなどすべて同じ環境をつぐみの家にも構築してあり、それぞれデータのやりとりをしています。まずはつぐみが、曲のタネとなるデータを作成し、そこに仮歌も流し込んだ上で、FTPサーバーにアップします。仮歌も32bit/48kHzのデータなので、多いものだと1GB程度のデータになりますが、光ファイバなので、結構速いですよ。それを私のほうで引き取り、編集していくのです。その過程で、つぐみにもここに来てもらい、本番のボーカルを録っていくわけなのです。
このように、TINGARAではすべてDTM的手法で音楽を制作していくわけですが、次回はこのサウンドを実現するのに、どんな機材を使っているのか、具体的に聞いていきます。
なお、ここで取り上げている「組曲 ~命の森~」はTINGARAサイトにおいてMP3-192kbpsのサウンドで全曲無料公開されています。実際その音も聴いてみることで、その音楽制作について理解できると思うので、まずはアクセスしてみることをお勧めします。
【関連サイト】
TINGARA|てぃんがーら
http://www.tingara.com/
名嘉睦稔木版画展 ~命の森~
明治神宮御社殿復興50周年奉祝
http://www.bokunen.com/meijijingu/