DAWはCubase SX2を現在でも現役で使用する
今回お話しを伺ったTINGARAのイシジマヒデオさん |
ヒデオ:ええ、そのとおりですが、使っているのは、もうだいぶ古いソフトで、Cubase SX2なんですよ。OSもWindows VistaではなくWindows XP。Cubase SX2で何も不具合はないし、スペック的にも十分なんです。とっても快適ですよ!
--でも、そろそろバージョンアップしてもいいんじゃないですか(笑)? Windows Vista対応のためにも……。
ヒデオ:そうですかねぇ?Windows Vistaの必要性ってまったく感じにないし、Vista対応を考えなければ、いまのままでもいいかな、と。ただ、今後、新しいマシンにリプレイスしたりすると、バージョンアップも必須になるかもしれませんね。
組曲のオーケストラサウンドはすべてソフトシンセ
EastWest/Quantum LeepのSymphonic Orchestra |
ヒデオ:すごくリアルで、いい音でしょ。でも、これは全部ソフトシンセなんですよ。
--何を使うと、ここまでいい音が出るんですか?
ヒデオ:EastWest/Quantum LeepのSymphonic Orchestraという音源を使っています。これは、かなりいいですよ。たとえばチェロの音色ひとつとってもオンマイクで録ったもの、オフマイクのもの、指揮者のところから録音したものが1つにまとまっていて、それをユーザーが自在にミックスできるんです。またパン設定もオーケストラの位置としてしっかり作られているため、通常はそのまま使っているので、クラシックに慣れている方でも違和感なく聴こえるはずです。
--これはNative InstrmentsのKONPAKTがソフトシンセとなっているんでしたっけ?
ヒデオ:そうですね。ただ使い勝手の点などから、KONTAKTを利用していますね。
--ほかにもいろいろソフトシンセを駆使されているようですが、それらについてはまた後でお伺いします。