モノフォニックでスピーカーも内蔵
小さいながらもしっかりとした音のでるスピーカーを内蔵 |
一方、OUTPUTという端子も用意されており、ここに外部アンプを接続すれば、さらにいい音を出すこともできます。さすがに内蔵スピーカーだと音質的にそう満足できるものではありませんが、アンプをつなぐと、かなり本格的シンセサイザです。
また、ここにヘッドフォンをつなぐと片方だけにはなるものの、しっかり音を出すこともできます。
VCO、VCF、LFO、EGの各モジュールを搭載
パラメータはツマミ、スイッチを入れて7つのみだが、結構使える |
モジュール的にいうとVCOが1基、VCFが1基、LFOが1基、エンベロープジェネレータが1基といういたってシンプルな構成ではありますが、これは、まさにシンセサイザ。改めて見ても、よくこれだけのものが付録で付いたものだなぁ、と感激です。強いて難点をいうと、VCAが搭載されていないことですね。そのため、エンベロープジェネレータがあっても、音量制御用には使えず、アタックの弱い音などを作ることができません。
パラメータ的にはツマミが5つとスイッチが2つ。そのエンベロープジェネレータはATTACKとDECAYのみ。またVCFはCUTOFFはツマミで調整できるけれど、RESONANCEはON/OFFのみ。一方、エンベロープジェネレータはピッチとVCFに対してかけることが可能になっているほか、LFOの周波数の設定がツマミで調整でき、スイッチの切り替えでLFOの波形がノコギリ波と矩形波を選択できるようになっています。