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雑誌の付録に、ホンモノのアナログシンセ!

学研がシリーズ化している雑誌、「大人の科学」。その付録に本物のアナログシンセがつく、「シンセサイザークロニクル」が発売されました。定価3,360円の雑誌の付録とはいったいどんなものなのでしょうか?

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

テルミン、オルゴールに続く第3弾

大人の科学
大ヒットとなった学研の「大人の科学Vol.17」にはテルミンが付録についていた。書籍の購入はこちら
学研が出版している「大人の科学」という雑誌をご存知ですか? そう子供のころに読んでいた、「科学」と「学習」のあの「科学」の大人版です。

何を隠そう、私自身、「科学」が自分の人生を決めたといっても大げさではないほど、大きな影響を受けた雑誌です。かれこれ30年以上前、1年生から6年生まですべての号を欠かさず読んで、その付録で楽しんできました。

そんな昔を懐かしむ同世代?の大人もいっぱいいるようで、「大人の科学」は大人気。やはり付録によって、売れ行きは違うようですが、音モノは結構人気が高いようです。ご存知の方もいると思いますが、テルミンminiをつけたVol.17は大ヒット。さらに、オルゴールをつけたVol.20もなかなかの売れ行きのようです。
そんな中、音モノの第3弾が登場したのです。


アナログシンセが付録についた大人の科学

大人の科学
3,360円という信じられない低価格で登場したアナログシンセ付録の大人の科学「シンセサイザークロニクル」。書籍の購入はこちら
正確にいうと、その第3弾となる音モノは、通常号ではなく、「大人の科学別冊」という扱いで、価格も3,360円とちょっと高め。「シンセサイザークロニクル」というタイトルで、なんと、ホンモノのアナログシンセサイザを付録でつけてしまったのです。

ご存知のとおり、いま世の中はデジタルシンセ全盛の時代であり、アナログシンセは過去のものであるとともに、希少価値のある存在として、中古市場などで高値で取引されているほです。

一方で、デジタルシンセを含め、ハードウェアのシンセだけでなく、ソフトシンセが台頭してきています。安く手軽にシンセサイザを実現できるとともに、アナログシンセをもソフトでエミュレーションできるとして、プロ・アマ含め、積極的に活用されています。

そんな中、リアルなアナログシンセが登場してきたというのは驚きです。しかも、雑誌の付録として、たった3,360円で登場とは、誰も考えてもみなかったのではないでしょうか?これは夢ではない、事実。

発売数日にして、ほぼ完売状態で、なかなか入手しずらい状況になっていますが、やはりそれも当然のことかもしれません。
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