組み立て式のホンモノのアナログシンセだ!
付録として入っているのは半完成品のアナログシンセ。ネジ止めだけで簡単に作り上げられる |
そう、組み立て式になっているのですが、作り方はいたって簡単です。すでにハンダ付けのされた基板とケース、ツマミ類などをドライバーを使ってネジをとめれば完全。本の作り方のページを見ながら、ゆっくり取り掛かっても10分もあれば、誰でも完成させることができます。
電池は付属していないので、単3電池を4本用意する必要がありますが、それを入れれば即、シンセサイザとして楽しむことができるのです。
キーボードの代わりにカーボンパネルを採用
完成したアナログシンセ、SX-150はキーボードの代わりに、カーボンパネルを採用 |
実はこれ、カーボンパネルと呼ばれるもので、このリボンのようなものに、付属のペンのようなものを当てると音が出る仕組みになっており、これをキーボード代わりに使って演奏するんです。
左のほうに当てると低い音、右のほうに当てると高い音が出る仕組みになっています。最初、慣れないと、どうやって演奏すればいいか分からないかもしれませんが、5分、10分触っていれば、演奏のコツも分かってくるでしょう。キッチリとした音程を出すのは難しいものの、まあ、フレットレスのベースやバイオリンのような感覚といったところでしょうか。