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雑誌の付録に、ホンモノのアナログシンセ!(2ページ目)

学研がシリーズ化している雑誌、「大人の科学」。その付録に本物のアナログシンセがつく、「シンセサイザークロニクル」が発売されました。定価3,360円の雑誌の付録とはいったいどんなものなのでしょうか?

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

組み立て式のホンモノのアナログシンセだ!

大人の科学
付録として入っているのは半完成品のアナログシンセ。ネジ止めだけで簡単に作り上げられる
付録として入っているアナログシンセは、SX-150というのが型番となっていますが、やはり科学の付録だけあって、完成品がそのまま入っているわけではありません。

そう、組み立て式になっているのですが、作り方はいたって簡単です。すでにハンダ付けのされた基板とケース、ツマミ類などをドライバーを使ってネジをとめれば完全。本の作り方のページを見ながら、ゆっくり取り掛かっても10分もあれば、誰でも完成させることができます。

電池は付属していないので、単3電池を4本用意する必要がありますが、それを入れれば即、シンセサイザとして楽しむことができるのです。


キーボードの代わりにカーボンパネルを採用

大人の科学
完成したアナログシンセ、SX-150はキーボードの代わりに、カーボンパネルを採用
でも、写真を見ても「おや?」と思った方もいるかもしれません。そうキーボードがないんです。その代わりに、下のほうに、ちょっと妙な板のようなものがありますよね。

実はこれ、カーボンパネルと呼ばれるもので、このリボンのようなものに、付属のペンのようなものを当てると音が出る仕組みになっており、これをキーボード代わりに使って演奏するんです。

左のほうに当てると低い音、右のほうに当てると高い音が出る仕組みになっています。最初、慣れないと、どうやって演奏すればいいか分からないかもしれませんが、5分、10分触っていれば、演奏のコツも分かってくるでしょう。キッチリとした音程を出すのは難しいものの、まあ、フレットレスのベースやバイオリンのような感覚といったところでしょうか。
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