スペック的にMS-10を踏襲し、パッチングで音色作り
パッチングはMS-10を忠実に再現 |
そのMS-10のスペックをそのままニンテンドーDSで再現したものがDS-10というわけです。つまりニンテンドーDSをアナログシンセとして使うことができるわけで、各パラメータをいじって音作りもできるし、パッチも自由に配線することができるようになっています。
また単にMS-10を復刻させたというだけにとどまりません。
まずはMS-10が2つ分搭載されており、その2つを同時に鳴らすことが可能になっています。さらにアナログシンセ・シミュレータで制作した音を使用した4パートのドラムマシンを装備していたり、ミキサー部にディレイ、コーラス、フランジャーの3種類のサウンド・エフェクトを装備しているのも大きな特徴となっています。
KAOSS Padの演奏法をDS-10にも搭載
ペンを動かすことで演奏できるKAOSSモード画面 |
以前にも「誰でも弾けるシンセサイザ、KAOSSILATOR」としてKORGの小さな音源を紹介しましたが、KORGの得意技がKAOSS Pad、KAOSSILATORに代表されるパッドを使った演奏法です。
それと同じKAOSSモードをDS-10にも搭載し、ペンを使って適当にパッド上を描くだけで演奏ができるようになっています。つまり、楽器を弾いた経験がない人でも簡単に本格的な演奏ができてしまうというのも大きな魅力なのです。