シェアウェアから生まれたDAW、Tracktion3


Tracktion3
Mackieブランドで登場したTracktion3は、シェアウェアから発展したソフト
Tracktionというソフト、Echo Audioのオーディオインターフェイスなどにバンドルされていたことから、私も以前から見かけていたのですが、実はしっかり使ったことがありませんでした。しかし、8月Tracktion3という新バージョンがラウドテクノロジーズから正式に発売されたのがキッカケで使ってみたところ、非常に強力かつユニークなソフトだったので、紹介してみたいと思います。

Tracktion3という名前からもわかるとおり、この新バージョンは3世代目となるもの。初代は80ドルのシェアウェアとして2002年に登場したものです。元々これを開発したのは、Raw Material Softwareというイギリスの会社で、当初はここが直接、流通・販売を行っていました。しかし、Tracktion2になるタイミングで2004年にMackieブランドで有名なLoudTechnologiesが流通・販売を手がけるようになり、最新版もMackieブランドのDAWとしてリリースされたのです。


1画面ですべて操作できるシンプルながら強力なDAW


Tracktion3
Tracktion3は1画面で簡潔する非常にシンプルなユーザーインターフェイスとなっている
このTracktion3、最大の特徴は1画面ですべてができる、という点です。AbletonのLiveやSteinbergのSEQUELなど、最近1画面のアプリケーションが増えてきていますが、Tracktion3も同様で、とにかくシンプルにわかりやすく、というのが大きなコンセプトとなっています。

しかし、シンプルだからといって単機能、低性能といったものでは決してありません。またLiveやSEQUELとはかなり方向性が異なるソフトで、本当の意味でDAWとして機能する、MIDIシーケンス&オーディオレコーディングソフトとして仕上がっているのです。

その意味でいえば、競合となるソフトはCubaseやSONAR、Logic、DigitalPerformerそしてProToolsといったもの。とりあえず、これ1本で音楽制作が可能となるソフトなのです。