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DTMユーザー向けSNS、musictrack始動(3ページ目)

雑誌などでもお馴染みの氏家克典さんが、新たなプロジェクトを始動しました。まさにDTMユーザー向けのSNSをスタートさせたのですが、どんなサイトで何ができるのかなど、お話を伺いました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

自分の作品の発表の場としても利用できる


氏家:もうひとつmusictrackの大きな特徴として挙げられるのが、音楽の発表の場にできるということ。
鈴木:現時点ではMP3を公開の対象としており、一人あたり10MBまでという制限をつけていますが、いずれ対応フォーマットや容量も増やしていこうと考えています。ここで公開したデータは、musictrackに参加している人なら誰でも聴くことができるので、参加人数が多くなればかなり大きな発表の場になるのではないでしょうか?
--確かに、こうした発表の場があると音楽を作る多くの人にとっては嬉しいですね。
氏家:もちろん、まだあまり音楽制作の経験がない人もいると思います。そんな人たちのために、無料で利用できるMIDIライブラリも拡充していきます。現在は20本弱ですが、ドラムやベースなどのフレーズを公開しているので、それらを利用しながら制作し、発表するというのも1つの手だと思います。
--気になるのは、musictrackに発表した場合、その曲の著作権がどうなるかということですが、この点はいかがですか?
鈴木:著作権はあくまでも発表した方のものなので、心配いりません。musictrackはあくまでも発表の場を提供しているだけなので、ここに課金することもないし、発表した曲を本人が削除することも自由です。もちろんその後、本人がCD化したいといった場合でも支障ありません。

今後はさらに自由度を高め、英語圏への展開も


musictrack
musictrackをもっとリアルな世界につなげていきたいという氏家さん
--最後にmusictrackの今後の展開、方向性などを教えてください。
氏家:現在は、キーボードやデジタルモノが中心ですが、今後はギターやベースなどにも広げ、もっと幅広い音楽ユーザーを取り込んでいきたいですね。
鈴木:すぐにではありませんが、英語圏への展開も図りたいと思っています。やはり音楽は世界共通のもの。ですから日本のユーザーに閉じず、世界中から音楽作品が集まってくるようになるといいなと考えています。
氏家:またネットの世界に閉じず、いかにリアルな世界へつなげていくかも大きなテーマです。みんなでライブを行なうとか、発表会を開催するなど、いろいろなことが考えられます。


【関連サイト】
musictrack
https://musictrack.jp/
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