ソフトシンセを使うから、ハードの用意も不要
Band-in-a-BoxにはRolandのソフトシンセ、VSC DXiが同梱されている |
ちなみにBand-in-a-Box 15にはRoland(EDIROL)のVSC DXiというソフトシンセが同梱されているので、ソフトを別途買う必要もないのです。もちろん、DXiプラグインに対応しているソフトシンセであれば、ほかの音源を使うこともできます。
一方持っているとより便利になるのがMIDIキーボードです。なければないで問題ありませんが、キーボードが弾ける人ならば、このMIDIキーボードで押さえたコードをBand-in-a-Boxへ入力することができたり、ここで演奏した内容をそのままデータとして録音することも可能になります。
メロディー入力やボーカルの入力だってできる
メロディーは五線譜を使って入力したり、編集することもできる |
Band-in-a-Boxにはいくつかの入力画面がありますが、たとえば五線譜での入力画面を使えば、音符をマウスで貼り付けていく感覚でメロディーを入力していくことができます。もちろん、先ほど紹介したメロディスト機能で自動的にメロディーを作成した後に、この五線譜でその音符を見ながら、修正していくことも可能です。
できあがった曲に合わせてボーカルをレコーディングすることもできる |
こうなればまさにオリジナル曲の完成。もちろんボーカルも含めてできあがった曲はオーディオファイルとして出力することができますから、CDに焼いて友人に聞かせたり、WMA(Windows Media Audio)ファイルで出力してメールに添付して送るといったことも可能です。
DTM・デジタルレコーディングを難しいものとして身構えず、とりあえず音楽を楽しむツールとして、Band-in-a-Boxで遊んでみてはいかがでしょうか?