SONAR 6のお披露目イベント

メルマガのほうでも何度か告知をしていましたが、Playstation3の発売と同日の11月11日、秋葉原のUDXで、SONAR 6のお披露目イベント、MEET THE SONAR 6 Premium Dayが開催されました。このイベントのトークショウに私、藤本も進行役として参加して、楽しんできました。普段の取材する側と違い、出る側の立場だったので、イベント全体を見ることはできなかったのですが、私の視点から、どんなイベントだったのかを紹介しましょう。

完成したDAW、SONAR 6

Audio SnapやSession Drummer 2、ACTなどの新機能を追加して登場するSONAR 6

すでに、ご存知の方も多いと思いますが、SONAR 6が11月下旬より発売されます。簡単なレビュー記事はAV Watchで書いていますので、そちらを参照していただきたいのですが、目玉機能としては、オーディオのクォンタイズがMIDI感覚で行えるAudio Snapや、生音に限りなく近い雰囲気のドラム音源、Session Drummer 2が搭載されました。またACTというフィジカルコントローラを効率よく使えるようにした技術も、便利です。

すでに2006楽器フェスティバルでは、ベータ版が一般にも公開されていましたが、多くの人にとっては、今回が初お披露目。残念ながら私自身は、あまりしっかり見ることはできませんでしたが、米Cakewalk社からやってきたSONARのエバンジェリスト、Brandon Ryanさんがデモをし、多くの人が見入っていたようです。

イベントは満員御礼の大盛況だったけれど……

会場の座席数は150程度なのに対し、トータル来場者数は270人。もちろん途中である程度の出入りはあったものの、立ち見の人もかなりいる大盛況なイベントとなりました。が、裏話をすると、実は何人の来場があるか、まったく予想できていなかったんです!

雑誌やWeb、DMなどで告知はしていたものの、特に予約制にしたわけではないので、どれだけの人が来るか分からず、Roland社内では「30人程度しか集まらなかったらどうしよう……」といった声もあったようです。一方で、まったく会場に入りきれないほどの人が来てしまったら、二部制にして、同じ内容を2回やろうか、なんていう話もあり、当日のイベント開始までハッキリ分からない、すごい企画だったんです。