エンベロープジェネレータの4つのパラメータ
では、そのエンベロープジェネレータには、どんなパラメータがあるのでしょうか?よく、
ADSR
といった表現がしますが、エンベロープジェネレータには
Attack:アタック
Decay:ディケイ
Sustain:サスティン
Release:リリース
という4つのパラメータがあります。これら4つのパラメータを図で見てみると、ある程度イメージが沸くでしょう。
エンベロープジェネレータの4つのパラメータが作り出すエンベロープ波形 |
アタックというのはキーを押してから最大音量になるまでの音の立ち上がりの時間を示します。ディケイは最大音量になってから、一定音量になるまでの減衰時間を示します。そしてサスティンはキーを押している限りずっと鳴っている音量のレベルを意味します。最後のリリースはキーを放してから音が消えるまでの減衰時間を表します。
Synth1を使ってエンベロープを変化させよう
Windows用でフリーウェアの強力なアナログ・モデリング・シンセ、Synth1 |
そこで、今回も例によってWindows用のフリーウェアの強力なアナログソフトシンセ、Synth1を使って試してみることにしましょう。Synth1はVSTiとDXiに対応しているので、さまざまなDAW上で起動させることが可能です。もちろん、DAWを持っていない方やMacユーザーをはじめ、Synth1が使えない環境の人などは手持ちのシンセサイザ、ソフトシンセを使えば同様の実践が試せるはずです。