DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Vista de DTMに挑戦 ~ First Impression

6月に一般に公開されたWindows Vistaのbeta 2をインストールして、そのオーディオ環境、DTM環境を簡単にチェックしてみました。あくまでもFirst Impressionというレベルですが、ご報告します。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

6月に一般に公開されたWindows Vistaのbeta 2をインストールして、そのオーディオ環境、DTM環境を簡単にチェックしてみました。あくまでもFirst Impressionというレベルですが、ご報告します。

6月の1ヶ月間、公開されたVista Beta 2


Vista
6月に一般公開されたWindows VistaのBeta 2。まだ不安定な部分もあるが、ユーザーインターフェイスが洗練されている
ご存知の方も多いと思いますが、Microsoftは6月の約1ヶ月間、次期WindowsであるWindows Vistaの製品前ベータ、Beta 2を一般に公開していました。かなりの数の配布が行われたことから、残念ながら、6月30日には新規ダウンロードの受付は終了してしまいましたが、これを入手したという方も少なくないと思います。

32bit版、64bit版のそれぞれがダウンロード可能となっていましたが、私も、この期間に32ibt版をダウンロードしました。ダウンロードしてすぐ、Windows XPからアップグレードする形でインストールしたのですが、どうも調子が悪くまともに使うことができなかったので、そのままの状態になっていました。

が、先ほど改めて新規でのインストールをしたところ、なんとか動作するところまでは持っていくことができたので、そのオーディオ関連、DTM関連の機能のみに焦点を絞って、First Impressionについてお伝えします。


HD Audio搭載機なら一部、新機能が使える


Vista
標準プレイヤーはWindows Media Player 11。従来どおりWAVファイルもMP3ファイルも再生できる。
XPでもIntel規格のHD Audioデバイスがメインという位置づけで扱われていましたが、Vistaではさらにその傾向が高まったようです。残念ながら私がインストールしたマシンは、HD Audioには非対応。Pentium D搭載で、2GBのメモリを装備したマシンですが、オンボードで搭載されていたサウンド機能がSound Blaster Live!だったため、インストールにはちょっと苦労しました。

が、何度かトライしていたら、XP用のドライバをインストールできました。ただ、普通にオーディオファイルをWindows Media Player 11で再生しても、音が途切れるなど、あまり調子のいいものでなかったのも事実です。

一方、ドキュメントによれば、HD Audioを使っていれば、サラウンドスピーカーの音量バランス調整を自動的に行う機能を持っていたり、曲ごとにバラつきのある音量を自動調整するノーマライズ機能を装備するなど、従来にはなかった機能が搭載されています。
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