ドライとウェットの調整も重要
たとえばコンボリューション・リバーブをアンプシミュレータとして利用した場合、普通のリバーブとは異なり、その効果は派手ではないものの、かなりいい感じの音が出ます。ここでは、音の響きに留まらず、EQを使った音質の変化などもうまく表現されます。
ギターアンプのインパルス・レスポンスを波形編集ソフトでみたところ |
試しに、ギターアンプを実現させるインパルス・レスポンスのデータを波形編集ソフトで見てみると、リバーブとはずいぶん違った感じの波形になっていることが分かるでしょう。
フリーウェアのコンボリューション・リバーブも登場
コンボリューション・リバーブがどんなものなのか、ある程度は分かったけど、手元にコンボリューション・リバーブがないので、試せない、という人も多いと思います。
フリーウェアのVSTプラグイン型コンボリューション・リバーブ、TeragonAudioのConvolver |
このConvolverで扱えるインパルス・レスポンスのデータ形式はWAV、AIFF、AU、RAW、PAF、IFF/SVX、SF、VOC、W64、MAT4/MAT5、PVF、XI、HTK、CAFと非常に豊富。ただし、インパルス・レスポンス自体は添付されていないので、別途フリーウェアのインパルス・レスポンスを見つけ出して試してみてください。