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テンモニが復活!?YAMAHAのDTM用モニタ登場(2ページ目)

レコーディングスタジオに必ずあるYAMAHAのモニタースピーカー、NS10M Studio。宅録派憧れのスピーカーですが、今は廃盤。そのNS10Mを彷彿させるデザインのパワードモニタが登場しました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

YAMAHA自らが復活させたテンモニのデザイン


しかし、ここに来て、ついにYAMAHA自らがNS10M Studioのデザインを踏襲するパワードモニタースピーカーを発売しました。

HS50MとHS80M
NS10M Studioのデザインを踏襲した新しいパワードモニター、HS50MとHS80M

HS50M、HS80Mというのがそれ。完全に瓜二つというわけではありませんが、黒いボディーに白い丸いコーンというデザインコンセプトは踏襲。また、カッコイイのが白いコーンの下にあるYAMAHAの音叉ロゴが白色LEDで光るというところ。これにはなかなか惹かれます。

HS50Mが2ウェイのバスレフ型でLFは5インチコーン、HFには3/4インチドームを採用。出力が70Wとなっています。またHS80Mも2ウェイのバスレフ型で、LFは8インチコーン、HFには1インチドームを採用し、出力は120Wです。双方ともにキャビネットは木製ではなく高剛性のMDFを使用で、しっかりした作りです。

HSはHome Studioの略


もっとも、このHS50MやHS80MがNS10M Studioの後継であったり、MSP10 STUDIOの新機種というわけではありません。そう、このHSはHome Studioの略ということで、自宅でのレコーディングやDTMといった用途に開発されたパワードモニタースピーカーなのです。そういう意味でも、NS10M Studio、MSP10 STUDIOなどと比較すれば、下のグレードではあるものの、実際かなり高音質です。また、NS10M Studioの開発者でもある仲村昭氏のお墨付きももらっているとのことですから、品質的にも問題なさそうです。

気になる値段はS50Mが標準価格で26,250円/本、HS80Mでも47,250円/本と手ごろ。これならDTMユーザーが利用するのでも、あまり抵抗はないでしょう。
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