DTM・デジタルレコーディング/オーディオインターフェイス

テンモニが復活!?YAMAHAのDTM用モニタ登場(3ページ目)

レコーディングスタジオに必ずあるYAMAHAのモニタースピーカー、NS10M Studio。宅録派憧れのスピーカーですが、今は廃盤。そのNS10Mを彷彿させるデザインのパワードモニタが登場しました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

入力はXLR、TRSフォーン。音質補正スイッチも装備


なお、入力端子はアナログのXLRとTRSフォーンを併装。EDIROLのMA-20Dなどのようなデジタル入力は装備されていませんが、ミキサーからの出力やアナログのオーディオインターフェイスと直接接続して、音を出すことができます。

HS50のリアパネル
HS50Mのリアパネル。入力はアナログのXLRとTRSフォーンが、またEQなどの調整スイッチがある。

またHS50M、HS80MのぞれぞれにはROOM CONTROLスイッチというものが装備されています。スピーカーの低音が強調されるのを簡単に補正し、正確な再生音でのモニタリングが可能となっています。壁に近づくにつれて、ROOM CONTROLスイッチを“0”→“-2dB”→“-4dB”にすることで自然な低音になります。また音質補正スイッチはMID EQ(+2dB,0,-2dB)とHI TRIM(+2dB,0,-2dB)を装備し、環境や好みに応じた音質セッティングが可能です。


サラウンドスピーカーとしても活用できる


このようにHS50M、80Mはステレオのモニタースピーカーとして最適ですが、5.1ch、7.1chといったサラウンドでの制作環境にも対応した音質設計にもなっています。

サブウーファー、HS10W
HS50M、HS80Mはサラウンドスピーカーとしての利用も可能で、これらと合わせて使うサブウーファー、HS10Wも用意されている

この0.1ch、つまりサブウーファーとしては、デザイン的にも統一されたHS10Wという150W出力のもの(標準価格:63,000円)も用意されており、これと組み合わせて使うこともできます。サブウーファーとのセッティングではHS50MやHS80MのLOW CUTスイッチを80Hz、100Hz(12dB/Oct)で切替えることで、バランスのとれた音になります。
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