当サイトのアンケートでは、DTMユーザーのWindowsとMacの比率は6:4。仕事ではWindowsを使うけど、DTMはMacでという人も結構いるようです。またWindowsユーザーが初めてのMacにMac miniを買うケースも多いという話も聞きます。そこでMac miniはDTM用として使えるのか、実際に試してみました。実は別目的でMac miniを購入
発売当初は、それほど興味がなかったMac miniですが、2、3ヶ月前からちょっと欲しくなってきたんです。理由はDTM用として使うためではなく、WebサーバーやNAS用に良さそうと思ったからです。まあ、その辺の話は
LANや
Mac OSの使い方のガイドさんたちにお任せるとして、やはりDTM用として本当に使えるかはとっても気になります。
|
Appleの最新OS、Mac OS X 10.4 Tiger。複数のオーディオインターフェイスを統合したり、LAN上でMIDIを送る機能などが搭載された |
そんな中、Mac OS Xの新バージョン、Tigerが4月末にリリースされることが決まり、せっかく買うなら、その後にしようかな、なんて思っていました。が、調べてみると、すぐにTigerのプリインストール版が店頭に並ぶわけではなく、1,980円払えば、Tigerがもらえるという仕組みとのこと。結局、Tigerがリリースされてから3週間ほどたった先日、某量販店で、G4-1.42GBの高いほうを70,140円、ポイント5%で購入しました。
フライ返しを使ってメモリ増設!
実際、手にしてみると本当に小さい。店頭では見ていましたが、改めてこのサイズには驚きです。ノートPCの小さいものはWindowsでもありますが、デスクトップでこれだけ小さくするというコンセプトは面白いですね。USBとFireWireがあるから、拡張スロットは一切無しという割り切りがいいのかもしれません。
|
とにかくコンパクトなMac mini。CDのサイズから想像すれば、どの程度か分かるはず |
もっとも標準のメモリはたったの256MB。確かに256MBあれば、Garage Bandなら動きますが、やはり実用を考えると少なすぎ。かといって正規に増設すると、非常に高くなってしまうため、今回はWebや雑誌などの記事を見ながら、自分で1GBのメモリに差し替えてみました。が、ご存知の方も多いと思いますが、Mac miniにはネジなどは一切なく、蓋が開きません。そのため無理やりこじ開けるしかなく、そんなことをしたら保証対象外になってしまいます。記事によれば、フライ返しなどのヘラを用いれば、キズがつかずに開けられるとのことで、Mac mini購入前日に100円ショップでフライ返しをGET。1GBのメモリも秋葉原で9,250円という安さで入手しました。そして覚悟の上で、こじ開けて、なんとか無事うまくいったのでした。