Reasonって何?
約3年ぶりのメジャーバージョンアップとなるReason 3.0。ユーザーインターフェイスや基本的な考え方は従来のものを踏襲している |
といってもReasonをご存知ない方もいると思うので簡単に説明すると、これは統合型のソフトウェアシンセサイザです。以前、このAll Aboutでも「シンセの基礎はReasonで学べ」という記事で紹介しているので、そちらも参考にしていただきたいのですが、基本的には、さまざまなシンセサイザをひとつにまとめた音源です。
ラックマウントをモチーフにしており、非常に大きいラックに数多くあるシンセサイザおよびエフェクト、またシーケンサなどをマウントしていくことでまるでスタジオのようなシステムを組み上げられるようになっているのです。
TABキーを押して、Reasonの裏側を見ると、そこには各モジュールごとにコネクタがあり、それをケーブルを用いて配線していく。この感覚はまさにホンモノの音源そのものだ |
このReasonで組み上げたシステムは、ここに内蔵されたシーケンサで鳴らすことができるのはもちろん、外部接続のキーボードでリアルタイムにプレイしたり、ReWireという仕組みを用いてCubase SXやSONARなどのDAWからコントロールすることも可能です。
このように、まさにホンモノの音源モジュールを数多く組み合わせて使うような感覚で音作りが楽しめるのがReasonなのです。