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E-MU SystemsとCreativeの新戦略 Creative Professional誕生(2ページ目)

サンプラーメーカーの老舗、あのE-MU SystemsがCreative傘下に入って11年。ついに国内での販売元が統一されるとともに、新たなブランドCreative Professionalが打ち出されました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド


Creative Professional新ブランド誕生


Creative Professionalのロゴ
E-MU Systems製品を統合する形で新たに打ち出されたプロオーディオのロゴ、Creative Professional
このロゴ、見れば分かるとおり、まさにSound BlasterのCreativeロゴの下にProfessionalと書かれたものですが、登場当初はこれをエンソニック・ジャパンが販売し、クリエイティブメディアは静観という感じでした。しかし、それが、ここに来て一転。エンソニック・ジャパンの担当者をクリエイティブメディアに受け入れるとともに、販売元がクリエイティブメディアへと変わったのです。

EMU-0404
24bit/192kHz対応で、4IN4OUTを装備しつつも実売価格15,000円を実現したEMU-0404
さらに、このタイミングで、Creative Professionalロゴをクリエイティブメディアが前面に打ち出すとともに、E-MU Systemsの新製品としてEMU-0404というものも発表したのです。ちなみに、EMU-0404はEMU-1820mなど一連のシリーズのエントリーモデルとして位置付けられるもので、4IN/4OUTのPCIバス対応のオーディオインターフェイス。24bit/192kHz DAC/ADC搭載(対応は24bit/96kHzまで)しながら、価格は実売で15,000円程度。ある意味、Sound Blasterシリーズとバッティングする価格設定ですが、E-MU製品はあくまでもDTMおよびデジタルレコーディング製品としての製品で、エンターテインメント指向のSound Blaster Audigyなどとは方向性が異なるとのことです。


また、販売元がエンソニック・ジャパンからクリエイティブメディアに変わるタイミングでEMU-1212は実質上の値下げが行われ、12IN/12OUTでマスタリンググレードのA/D、D/Aを搭載しながら税込みの実売価格が26,000円前後と5,000円近く下がっているので、まさに買いどきともいえるでしょう。
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