E-MU SystemsとCreativeの関係
サンプラーメーカーの老舗、米E-MU Systems |
その後もプロミュージシャンに広く受け入れられたProteusシリーズを中心としたサウンドモジュールやサンプラーを発売するなど、高級志向の楽器メーカーとして、高い地位を得てきました。
そのE-MU Systemsは実は1993年にSound BlasterのCreative Techonologyに買収され、その傘下の企業となっていました。その結果、Sound Blasterシリーズに搭載する高性能DSPをE-MU Systemsが開発するなど、非常に有機的なつながりを持って両社は存続してきました。またその後、Creative Technolgyは同じシンセサイザメーカーであるEnsoniqも買収し、E-MU Systemsと統合し、E-MU Ensoniqという名前で、従来どおり高性能なプロ向け製品の開発を続けてきたのです。
国内においては、そのEnsoniqの100%出資の日本法人、エンソニック・ジャパンが製品を発売し、Sound Blasterのクリエイティブメディアとは一定の距離を置いてきました。途中、オフィスが同じビルに入るなどしていたものの、直接的なつながりがほとんどないまま、その後オフィスも別れてしまった経緯もあるのです。
E-MU SystemsのPC用高性能オーディオインターフェイス、EMU-1820m |
※製品に関する詳細記事はこちらをご覧ください >> EMU1820m & EmulatorX