
また、MoodLogicは日本語も扱えるようになっているものの、登録されているデータのほとんどはアルファベット(ローマ字)となっていたのに対し、MusicIDはCDDBで使われているのと同じデータのようで、邦楽なら日本語で表示されます。さらに、MusicIDのほうは1曲丸ごとではなく、20秒程度録音した部分だけでも認識できてしまったことは、本当に驚きでした。
ちなみに、先日Gracenoteに話を聞いたところ、日本語でのMusicIDのデータベースにはすでに100万曲分のデータが登録されており、3月中にも150万曲になるとのこと。日本語に限らなければ400万曲にも上るとのことでした。MoodLogicの日本語に関するデータ数の情報は公表されていませんが、MoodLogic全体では1億曲を超えるとのことです。いずれにせよ、データは日々追加され、認識できる曲数は増えているのです。
まず、SonicStage Mastering StudioやCarryOn Musicが国内で往生した音楽認識可能なソフトの第1弾ということですが、今後、MoodLogicやMusicIDなどを組み込んだアプリケーションがいろいろと登場してくるようなので、楽しみです。