上海のナイトスポット

夜を遊び尽くそう！ 上海のナイトスポット

「不夜城（ブーイエチェン）」と称されることの多い上海ですが、読んで字のごとく、この街はまさに「Sleepless night」眠らない街。夜になれば外灘のライトアップや街角のイルミネーションこそ消えますが、何時になろうと人々のパワーが途切れることは決してありません。特にそのパワーを多く感じられるのが夜の上海です。クラブにバー、ほとんどの店が朝方まで開いているので、思う存分に遊ぶことができるのです。今回は上海在住13年、ドラゴンクラブの経営者でDJとしても活躍しているBARUさんと一緒に夜の上海を廻ってきました。BARUさんの解説をまじえて「上海の夜、最新情報」をお伝えしたいと思います。

ちなみに、上海の夜は物乞いや物売りが道端に多くいますが、危険を感じることはありません。真夜中でもタクシーがたくさん通っているので安心して帰宅（ホテルに戻ること）ができます。

■各スポットへのアクセス
これからご紹介していくナイトスポットは、地下鉄では行きにくい場所ばかり。各データ欄の住所に（○○路）と入れています。これは交差する通り名なのでタクシーの運転手さんに、住所と一緒に見せてください。
 

ホテル内のバー

ホテル内のバーというと敷居が高いイメージがありますが、上海では個性的でゴージャスなバーが多いにもかかわらず、もっとカジュアルに利用している人が多いような気がします。

金額的にはグラスワインが1杯約70元程度（＋サービス料15％）なので、日本のホテルよりは少しリーズナブルな感じ。

今回はコンセプトもイメージもまったく違う3軒のホテルバーを選んでみました。ぜひ気軽にお酒や雰囲気を楽しみに行ってみて下さい！

ホテルのバー1　サロン・ド・ニン

2009年10月にオープンしたペニンシュラ内の個性的なバー「SALON DE NING」は、1930年代の上海に実在したエレガントで伝統あるブライベートサロンをイメージしています。クラブ風ラウンジのその空間にマダム•ニンのプライベートが垣間みられる美術品のコレクションや世界各地を旅して集めたという古今東西の品々を配置。まさに、かつて東洋のパリと言われた当時の上海の魅力やスタイルを表現しています。

インドの部屋、アップサイドダウンの部屋など半プライベートルームもあり、そのユニークなインテリアにマダム•ニンの人柄とその面影を感じます。

＜DATE＞
■SALON DE NING
住所：中山東一路32号（北京東路）
TEL：021-2327-2888
営業時間：20:00～翌1:00

ホテルのバー2　ビューバー

過去を彩る外灘の景色、そして近未来世界が広がる浦東、上海に来たらどちらの景色も必ず見ておきたいものですが、2つのビューが一緒に見られる場所、それがここ「VUE BAR」！ 「ここからの景色が上海一ステキ」と誰もが絶賛するほどのベストビュー、シャンパン片手にうっとりとパノラマの夜景を眺めたいもの。

テラス席の中央にはジャグジーが鎮座しているので、酔った勢いで飛び込んでしまってもOK！ 美味しいお酒に、魅惑的な夜景、ちょっとくらいハメをはずしてしまってもよいのかも？ 計画的にジャグジーに入る方は、ぜひ水着のレンタルを！バスローブやバスタオルも無料で借りられますし、夏には足浴だけしている人もよく見かけます。

＜DATA＞
■VUE BAR
住所：黄浦路199号 上海外灘茂悦大酒店 32階（武昌路）
TEL：021-6393-1234
営業時間：17:00～翌1:00、金土 17:00～翌2:00

ホテルのバー3　ロングバー

上海にいながらにして、まるでアジアのリゾート地に来てしまったかのような空間の「Long Bar」。ロングバーの名の通り、バーカウンターはなんと32mの長さを誇ります。そして、長いのはカウンターだけでなくワインとシャンパンのリストも上海一と言っていいほどの長さ（ボリューム）！ そのご自慢のワインとシャンパンのストックだけでなんと2億元（約30億円）もの量が常備されているというから驚きです。

長いカウンターに腰をかけ、長いワインリストに目を通し、お気に入りに1杯を見つけるのもよし、中庭でトロピカルカクテルを片手に水の流れを楽しむのもよし。今、上海で最も注目を浴びているホテルラウンジです。

＜DATA＞
■Long Bar
住所：常徳路1号（延安路）
TEL：021-3203-9999
営業時間：7:00～翌1:00