出発前にハワイ王国の歴史をチェック!

ハワイの英雄、カメハメハ大王の像。毎年6月には大王の誕生を祝い、銅像に長いレイが掛けられる

ハワイの英雄、カメハメハ大王の像。毎年6月には大王の誕生を祝い、銅像に長いレイを掛けるセレモニーを開催

ダウンタウンを訪れる前に触れておきたいのが、ハワイ王国の歴史。建国から崩壊までのドラマチックな歴史を知ると、ダウンタウン散策がより楽しくなるはず。こちらでは、おすすめの見学ルートに沿ってダウンタウンの見どころと、見どころにまつわる歴史をご案内します。多くの歴史建造物では内部を公開(一部有料)しているので、ぜひ、見学してみてくださいね。
 

 

ダウンタウンの観光スポット1 ミッション・ハウス・ミュージアム

820年代に建てられたハワイ最古の木造家屋

1820年代に建てられたハワイ最古の木造家屋

ダウンタウンの東端、カメハメハ大王像の1ブロック東にある白い建物は、19世紀に近代文明をもたらしたキリスト教宣教師たちの功績を紹介する博物館。寝室や台所、ハワイ初の聖書を印刷した印刷機などが当時のまま残されており、宣教師やその家族の生活ぶりがうかがえます。実は、文字がなかったハワイ語を文字化したのは宣教師たち。また、その妻たちがニューイングランド式のパッチワークを紹介したのがハワイアンキルトの始まりといわれています。

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MISSION HOUSE MUSEUM(ミッション・ハウス・ミュージアム)
住所:553 South King St.
TEL:808-531-0481
時間:火~土曜10:00~16:00 日・月曜休
料金:大人10ドル、学生(6歳~)6ドル、5才以下無料
館内ツアー:11:00、13:00、14:45スタート 日本語ツアーは予約(808-447-3928)にて開催
 

ダウンタウンの観光スポット2 
カワイアハオ教会/カメハメハ大王像/イオラニ宮殿

ポインセチアとツリーに囲まれたホリデーシーズンの祭壇。現在は、ハワイアンウエディングの人気スポットに

荘厳な雰囲気が漂うカワイアハオ教会も、ホリデーシーズンにはツリーやポインセチアで彩られる

ダウンタウンの歴史散策に欠かせないのが、この3つ。ミッション・ハウス・ミュージアムの隣に建つカワイアハオ教会は、3代目の王カメハメハ三世によって建造されたオアフ最古のイギリス式教会で、王族が座ったロイヤルボックス、2階回廊に飾られた王族21人の肖像画などが見学できます。

「大地の生命は、正義によって守られる」の言葉が刻まれた王国の紋章。宮殿の門扉に飾られている

宮殿の門扉に飾られた王国の紋章。カメハメハ三世の言葉「大地の生命は、正義によって守られる」が刻まれている

そして、王国を築き、ハワイ全島を統一したカメハメハ一世の銅像に挨拶したら、大王像向かいのイオラニ宮殿へ。王国の華やかな時代から崩壊までを観て知ることができる見学ツアー(要予約・有料)のほか、敷地内には、カラカウア王の戴冠式が行われたコロネーションスタンド、王室の旧霊廟、近衛隊の本部だった石造りの兵舎など自由に見学できるポイントもあります。

各スポットの紹介記事はこちら

ダウンタウンの観光スポット3 リリウオカラニ女王像

左手には、彼女が作った歌『アロハ・オエ』の楽譜が

左手には彼女が作った歌「アロハ・オエ」の楽譜、ハワイアンの創世神話「クムリポ」の英訳、発布されることのなかった新憲法が握られている

州政府庁向かいにはリリウオカラニが余生を過した「ワシントン・プレイス」がある

州政府庁向かいには余生を過した「ワシントン・プレイス」がある(現在リリウオカラニ博物館として改装中)

宮殿山側の門を抜けると、州政府庁(次項紹介)を見つめて立つハワイ王国最後の女王、リリウオカラニの像があります。閣僚のほとんどが白人で構成されていた王国末期に王権を回復しようと新憲法の発布を計画しますが、1893年これを阻止する白人のクーデターが王国崩壊の引き金となり、白人勢力は新政府を設立。女王は8ヶ月間も宮殿2階の寝室に幽閉された後裁判にかけられ、一般市民として余生を送ることになるのです。

紹介記事はこちら>>>ハワイの歴史を物語るホノルルの銅像リスト

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■QUEEN LILIUOKALANI STATUE(リリウオカラニ女王像)
住所:イオラニ宮殿とハワイ州政府庁の間