ホノルルの銅像でハワイの歴史をお勉強

ワイキキの記念撮影スポットであるデューク・カハナモク像。彼のことを知っている人は少ないかも

ワイキキの記念撮影スポットであるデューク・カハナモク像。彼のことを知っている人は少ないかも

ショッピング途中に見かけたあの銅像。誰だかわからないまま素通りしていませんか? 実は、どの人もハワイの歴史を語るに欠かせない人物。そして、その名前は、あなたが出掛けた公園やビーチ、歩いたストリートにも付けられている人たちなのです。そこで、ワイキキ周辺に点在する銅像とその人物にまつわる歴史やエピソードをピックアップ。まずは、ダウンタウンに建つ2つの銅像からご紹介しましょう。

カメハメハ大王像

誰もが知っているハワイのシンボル、カメハメハ大王像

誰もが知っているハワイのシンボル、カメハメハ大王像

ハワイで最も有名な銅像でホノルルの観光名所となっているのが、金色の衣装を纏い、ダウンタウンのイオラニ宮殿向かいに建つカメハメハ大王像。1810年、ハワイ諸島を1つの国に統一した偉大な王です。

カメハメハ大王像紹介記事はこちら>>>ハワイ王国建国の王、カメハメハ大王像/ホノルル

リリウオカラニ女王像

左手には彼女が作った歌「アロハ・オエ」の楽譜、ハワイアンの創世神話「クムリポ」の英訳、発布されることのなかった新憲法が握られている

左手には彼女が作った歌「アロハ・オエ」の楽譜、ハワイアンの創世神話「クムリポ」の英訳、発布されることのなかった新憲法が握られている

ハワイ王国第8代の女王で、最後のハワイ王となったリリウオカラニ女王(1838~1917)の像。7代目で兄のカラカウア王の時代には、閣僚の多くが白人で構成され、王国も末期に。1891年にリリウオカラニへ王位が移り、王権回復のための新憲法発布を計画しましたが、これを阻止しようと白人が起こしたクーデターが王国崩壊の引き金となって、白人勢力は新政府を設立。女王は8ヶ月間もイオラニ宮殿2階の寝室に幽閉された後、裁判にかけられ、一般市民として余生を送ることになるのです。

女王が見つめるワシントン・プレイス
2007年にアメリカの歴史的建造物に指定されたワシントン・プレイス

2007年にアメリカの歴史的建造物に指定されたワシントン・プレイス

リリウオカラニ女王像が建つのは、公邸として使用していたイオラニ宮殿とハワイ州政府庁の間。そして、女王が見つめる先には、余生を過ごし生涯を閉じたワシントン・プレイスがあります。彼女が使用したグランドピアノやベッドなどの遺品が残る館内は、予約制ツアーでのみ見学可能です。

イオラニ宮殿紹介記事はこちら>>>イオラニ宮殿 日本語見学ツアー/ホノルル

名曲「アロハ・オエ」の作者
ピアノやギターを演奏し、数々の名曲を残したリリウオカラニ。ご存じ「アロハ・オエ」(さようなら、あなた)も女王の作品で、旅先で別れを惜しむ恋人たちを目にした女王の切ない思いを歌にしたものです。ワシントン・プレイスの庭には、アロハ・オエの歌詞が刻まれた歌碑があります。

<DATA>
■QUEEN LILIUOKALANI STATUE(リリウオカラニ女王像)
住所:415 S.Beretania St. ハワイ州政府庁海側
アクセス:ワイキキ・クヒオ通り山側バス停から2・13番でサウスベレタニア通りの州政府庁前バス停下車。州政府庁1階の吹き抜けを通りぬけた先

WASHINGTON PLACE(ワシントン・プレイス)
住所:320 South Beretania St.
TEL:808−586-0248
予約制見学ツアー:ガイド付きで月~金曜開催(所要時間約40分)。48時間前までに上記TELへ予約を