歌舞伎/歌舞伎関連情報

海老蔵ゴシックホラーに挑戦 製作発表3

現代演劇の若手&奇才と、個性的な俳優陣と、そして海老蔵が揃った!

執筆者:五十川 晶子

役者と作者のイイ感じの出会い



海老蔵
「生まれたときから伝統芸能に携わっていますから、僕としては日本のものの方が対応できるんですが、いろいろなことやってみないといけないのではないかと。歌舞伎の中で生きていくと、見えているものとどんどん見えなくなっているものもあるんですよね。

リアルな自分の感情が、現代劇だと0.0何秒で出さないといけない。歌舞伎ではそうではない。そういう感覚が僕に今失われつつあると思う。勉強したいし抵抗はないです。ポスターの写真は髪の毛生えてますけどね、合成じゃないんです(笑)。

どうやって体重を落としたかというと、一日10回に御飯を分けて食べる。納豆、魚を食べる。酒やめました。3週間と3日続いてます。大分痩せました。68kgの高校のときの体重を目指してます。」

長塚と海老蔵と宮沢



長塚
「海老蔵クンに最初にお会いしたとき、ある種の存在感のすごさ。ほんとにそのとき体も大きくて(笑)。いい意味で自由というか、あの、やんちゃな青年だと。「自分の体調悪いとちょっと会えない」みたいな(笑)こと言われて。そんなやつあんまりいねえなって思って、面白くなっちゃったんですよね。いろいろ話してるうちに、この人に苦悩させたいと思って、作品もどんどん進んでったんです。人間としての海老蔵さんを出せたら。

ドラキュラって、僕はもともとゾンビとか大好きなんですね。ドラキュラについても既にいろいろ考えていて、それが彼と合致したんです。衣裳は、18世紀の空気が滲み出るものにしたい。そういう設定なかなかないので、作りながら楽しみたい。」
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