歌舞伎/歌舞伎関連情報

海老蔵ゴシックホラーに挑戦 製作発表3(3ページ目)

現代演劇の若手&奇才と、個性的な俳優陣と、そして海老蔵が揃った!

執筆者:五十川 晶子

体重を落として頑張る海老蔵さん。
「神を信じた悪魔(ドラクル)と、悪魔を愛した一人の女。革命の足音高鳴る18世紀フランスを舞台に浄血(くり)ひろげられる、悍(おぞ)ましくも美しい禁断のゴシックホラー」
という謳い文句になってます。
このすごい当て字、何か思い出しませんか?
そう、歌舞伎の外題。
『盟(かみかけて)三五(産後?)大切』とか、
『伽羅(めいぼく)先代萩』とか、漢字については歌舞伎はすごいですから。このへん、製作者の遊び心を感じます。

浄血が繰り広げられる、おぞましくも精悍なドラキュラ(いや、やはりヴァンパイアと呼ばせてもらおう)が暗躍するゴシックホラー。そこで頭に浮かぶのは、やはり昨年7月の泉鏡花シリーズの歌舞伎座。海老蔵さんのあのそれこそ、異国の中世の騎士を思わせるような華麗な衣裳を思うと、ドンぴしゃじゃないすか! 

ゴシックな雰囲気が濃厚な舞台に?
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます