それが数年前くらいから、"若い人たちがよくやってるね”という評価はもちろん、公演全体に対して”よく頑張ってるね”という評価に変わって来ました。この間に出演した若手も、既に6~7人が名題の幹部クラスの役者に昇進しています。
大芝居の役者達なら3、4日でできるものを、我々は2ヶ月はかかってしまう。でも、アンケートなどみても"応援している”、”新しいものが出てきてる”などのうれしい感想をいただけるようになってきました」
と、20回の実績を語る竹柴さん。
江戸東京博物館で行われた製作発表 |
「若い役者の芸を磨く」「大道具など若い職人たちの技術の向上」「小芝居の復活」という3本柱で公演を続けてきた歌舞伎フォーラム。今回で20回となる。演目は小山内薫の「息子」と新版「応挙の幽霊」。
江戸東京博物館で行われた製作発表 |