ウィリアム・フリードキンが恐怖に震えた最近の作品は?
ウィリアム・フリードキン監督が選んだ最恐ホラーの最新作は、THEMゼム |
ウィリアム・フリードキン監督が震えた映画のひとつは、今も公開中『THEM ゼム』です。ハンディカメラを多用した恐怖感を盛り上げる演出の手際が見事な理不尽サスペンス。
初めに実話と断っているだけあって、化け物はでてきません。ルーマニアの森の中の一軒家に住んでいるフランス人の夫婦が何者かに突然襲われます。果たしてゼムとは誰なのか、なぜねらわれなければならないのかはまったく不明。
血もでなければ残虐表現もないのにいつか恐怖感に襲われてしまう映像表現も見事。見終わった途端にもう一度見なければならない必要に駆られてしまうかも。
プロも顔負けのプロ、ダリオ・アルジェント作品
ダリオ・アルジェント監督作品ではサスペリアとサスペリアPart2が選ばれた。 |
日本では『サスペリア』のヒット後公開され、『サスペリア PART2』として公開された『DEEP RED』の方が2年ほど先に製作されています。実際には『サスペリア』とは無関係のスラッシャーホラーです。
謎解き映画としても楽しめ、淡々としているのに時に息が止まるほど怖いシーンが断続して現れます。数あるスプラッターの中でも傑作の2作品は、プロ中のプロでも恐怖に震えてしまうのではないでしょうか?
次回のプロが選ぶ選んだ最恐ホラーは、ウィリアム・フリードキン監督が選んだ古典的作品。あの作品群は入っているのでしょうか?
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